【オフィスや家庭で】ラベルライターおすすめ15選｜スマホ連携・おしゃれタイプも

ラベルライターとはその名の通りラベルを作るための道具。会社で見たことがあるという人が多いと思いますが、最近では可愛いラベルが作れる家庭用も人気が高いです。一台あると、お子さん用の名付けから整理整頓用ラベルまで幅広く使えるのが魅力。

しかし最近のラベルライターは種類が多様化しており、選ぶときにやや大変です。しかも従来の手打ち商品だけでなく、スマホ連携機種も増えていることから操作方法もさまざま。

この記事では、そんなラベルライターについて、選び方や違い、おすすめ商品をご紹介します。ぜひ最後まで読んで、自分に合ったラベルライターを見つけてくださいね。

最近のラベルライターは、おしゃれなテープやフォントが搭載されている機種も多く、仕事場だけでなく、家庭でもとても役に立ちます。ラベルライターが活躍する場面について紹介していきましょう。

幼稚園や保育園、小学校に通うお子さんをお持ちの方は、様々なものに名前付けが必要ですよね。園や学校によっては、クレヨン1本1本に名前を書かなければならなかったり、進級してクラスが変われば、また新しく書き直さなければならないこともあるでしょう。兄弟がいれば、さらに多くのものに名前を付けなければならないので、なかなか大変です。

そんなときラベルライターがあれば、ラベルの大量生産だって簡単です。忙しいパパママにとって、手間も時間も、大幅に削減することができるのは嬉しいですね。

オフィスでは、書類整理や備品の管理にラベルライターが活躍します。ファイルの表紙や背表紙にタイトルを付けたり、備品の棚や引き出しに貼ることで、中身が何か一目で分かるようになり、便利です。特にオフィスでは、自分以外の人とも同じファイルを共有して使うことが多いため、ラベリングは重要です。

誰が見ても「どこに何があるか、使用後はどこに戻せばいいか」を分かりやすくしておくことで、仕事の効率化を図りましょう。

自宅の整理整頓にもラベルライターは大活躍。雑誌やインターネット記事などで、キッチンやリビングの収納特集を目にしたことはないでしょうか。おそらく、収納のコツとして「ラベリング」という言葉が出てくると思います。

例えばキッチンなら冷蔵庫の中身整理やストック管理に、半透明容器や不透明容器を並べて使用するときは、中身の把握にラベルライターが大活躍します。

ラベルライターには、シールに印字するだけでなく、マスキングテープやリボンなどの特殊なテープに印字できる機種もあります。オリジナルメッセージを印字したマスキングテープやリボンをラッピングに使うと世界に一つしかないプレゼントになりますよ。

最新のラベルライターの特徴といえば、やはり流行りのスマートフォン連携。専用アプリを使ってデザインを作成し、USB／Wi-Fi／Bluetoothなどでラベルライターと繋いで印刷します。

デザインやフォントにこだわったオリジナルのラベルを作りたい方におすすめの機能で、機種によっては、画像ソフトやエクセルでつくったデザイン、QRコード、スマホで撮影した写真も印字可能。プライベートはもちろん、ビジネスの場でも使い道は盛りだくさんです。

最近のラベルライターは対応テープの種類が多様化しています。

• 従来型の単色カラーテープ
• 模様付きテープ
• マスキングテープ
• 弱粘着テープ
• 布テープ(リボン)

など、実にさまざま。ただの「ラベル作成」としての使い方以外に、DIY目的で使用する方も多いです。アイデアと工夫次第で使い方も幅広いところが魅力です。

ラベルライターにワンポイントでイラストを挿入するという使い方は昔からありますよね。例えばお子さん用のラベルの頭にお花やてんとう虫のイラストを入れたり…なんて使い方をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

最近ではそんなイラストやフォントの種類も増えており、また配置も含めて今風のおしゃれなデザインで作成可能です。ラベルライターってなんだかダサい…という印象をお持ちの方も、その進化に驚くこと間違いなしです。

感熱式のラベルライターは、本体価格が安くテープ代も安いのが魅力。方式としては「レシート」や「プリクラ」と同じように感熱紙式のテープを使用します。もっとも、このテープ自体が紫外線に弱いため、1年程で変色が始まる場合が多いです。

長期使用・見た目を気にする場所には向きませんが、一時的な利用や見た目を気にしない社内使用にはぴったりです。

熱転写式のラベルライターは、感熱紙とは違いインクリボンとテープの構成でしっかりと印字するタイプ。変色しにくいため長期的な利用に向きます。もっとも、本体がやや高価な傾向があること、テープカセットにインクリボンが内蔵されているためこちらも高いのがデメリット。しかし耐久性の面でこちらを選ばれる方も多いです。

ラベルライターはメーカーや機種によって、対応するテープ幅が異なります。3.5mm～6mmの細いテープは、文房具や小物に貼るのに向いています。18mm～24mmの幅のテープは、ファイルの表紙や収納用品、子供の持ち物に貼る名前シールとしても役立つでしょう。もっと目立たせたい場合は、50mmなどの太いテープがおすすめです。

用途に合ったラベルライターを選ぶようにしましょう。

マスキングテープやリボンなど特殊な素材に印刷したい人は、それに対応したラベルライターを選ぶ必要があります。他にも、アイロン布テープやマグネットテープに対応している機種もあります。

特殊な素材のテープに印刷するだけで、ラベルがグッとおしゃれになりますよね。デコレーションを楽しみたい人におすすめです。

ラベルライターの「フォント」や「フレーム」はメーカーごとに違いがあります。最近はどの機種も比較的おしゃれなデザインがありますが、DIYの利用など見た目を気にする場合は、あらかじめ印字可能な内容をチェックしておくのがおすすめです。

ラベルライターでバーコード印刷をしたい場合は、印刷自体可能かどうかと、可能なバーコードの種類をあらかじめ確認しておく必要があります。

また、例えばQRコードの場合はテープ幅によって最大入力可能文字数が違うなど、やはり機種・テープ幅によって細かい違いがあります。ちょっとしたビジネス使用や趣味での活用の場合、あらかじめチェックしておきましょう。

ここではラベルライターの本体機能についてご紹介します。電源や入力方式といった基本から、オートカッターといった機能まで幅広く触れますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ラベルライターは電源タイプが多様化しており、主に以下4種類があります。

【ACアダプタ式】

ラベルライターで一番多く、主に業務用ではメインに採用されているのがACアダプタ式。コンセントに接続して使用します。大量印刷や連続使用にもバッテリー切れの心配なしで使えますね。

【リチウムイオンバッテリー式】

最近のスマホ連携機種に増えているのがこのリチウムイオンバッテリータイプ。充電して使います。充電の手間がありますが、ケーブル無しで場所を問わず使用できるのが魅力。ただし、使いたいときに充電切れで使えないということも起こりうるため注意が必要です。

【電池式】

こちらも昔からあるタイプで、電池を使用します。ACアダプタと併用できる商品も多いです。電池切れの心配はありますが、2年程度は連続して使用できるため、それほど気にする必要はありません。

【電源不要式】

電池不要式とは、ダイヤル式のラベルライター。電気の力を使用せず、テープに直接凹凸を作り1文字ずつ印字します。アナログ方式ですが、本体価格が安いのとレトロブームもあって根強い人気があります。

ラベルライターは、機種によって文字の入力方式が異なります。キーボードタイプ・ガラケータイプ・ダイヤルタイプの3つの入力方式について、解説していきます。

【オーソドックスなキーボードタイプ】

入力のしやすさを重視するなら簡単なキーボードタイプがおすすめ。ローマ字入力で誰でも感覚的に使えるため、職場で多数人が使用する場合はこちらがマスト。一方で、キーボードを搭載していることから本体サイズがやや大きいです。

【コンパクトでリーズナブルなガラケータイプ】

ガラケータイプは、その名の通りガラケーのように配置されたボタンを押すことで入力するタイプ。本体は小型ですが、打ち込みに時間がかかるため長文作成は慣れるまで大変な場合も。このガラケータイプは、本体のサイズがコンパクトでリーズナブルな価格が魅力です。

【レトロで一発勝負！のダイヤルタイプ】

ダイヤルタイプは入力したい文字に合わせてダイヤルを回して使用します。専用のプラスチックテープを直に型押しし凹凸を作っていくため、やり直しができません。タイプライターのようで楽しい、レトロで味があると根強い人気があります。

普段からスマホやパソコンを使い慣れている人や、文字を印字する以外にも多様な使い方をしたい人は、スマホ・パソコンに接続できるタイプのラベルライターがおすすめです。

専用アプリや専用ソフトを使って、簡単にクオリティの高いラベルを作ることができます。写真・イラスト・Excelのデータ・QRコードなどを取り込んで印刷できるので、オフィスでの使用にもぴったりです。

業務使用などで大量のラベルを印刷したい場合は、連続印刷(複数印刷)&高速印刷機能が便利です。これら印刷機能には、

• 同じ単語を複数印刷する
• 別の単語を予約なしで並べてハーフカットする

など機種によって違いがあります。そのため、この機能を重視したい場合は動作に関してやや詳細な下調べが必要です。

「オートカッター機能」とは、印刷されたラベルを自動で切断する機能。こちらも連続で大量印刷をする際に重宝します。最近では比較的搭載されている機種が多いです。

「ハーフカッター機能」とは、シールの剥がし口となる切り込みを自動で入れる機能です。手先が器用でない人や乾燥している場合に、なかなかラベルの台紙からシールが剥がせない…という経験はありませんか？この機能はそんな時に重宝します。

ラベルライターは、オフィスでの事務用品としてだけでなく、アイデア次第では幾通りもの使い方ができます。どのラベルライターを買えばいいのか迷ったときは、自分が「どこで、どのような使い方をするか」を具体的にイメージして、機種を選ぶようにしましょう。