PS4でおすすめの人気サラウンドアンプ10選【失敗しない選び方と注意点】

家でApex などのゲームをしている時、もっとゲームの世界に浸りたいと思ったことはありませんか？または、友人とディスコードなどでボイスチャットをしながらプレイしている時にゲームの音量を上げたいと思ったことはないですか？

そんな時に出番となるのがサラウンドアンプです。でも、サラウンドアンプって何なのか？そもそもサラウンドとは？設置することでどんなメリットがあるのか？どのサラウンドアンプを選んだらいい？など、分からないことばかりで、購入を躊躇ってしまいますよね。

サラウンドアンプのメリット・デメリット、選び方におすすめの製品まで幅広い情報を記載しています。ぜひ最後まで読んで自分に合ったサラウンドアンプ を購入して、快適にゲームをしてください。

サラウンドとは、5方向以上から音を聴くことができるサウンド環境です。音の再生環境には3つの種類があります。

• モノラル
• ステレオ
• サラウンド

PS4では、3つの内、「ステレオ」と「サラウンド」を聴くことができます。ステレオとは、皆さんご存知の通り、右（R）と左（L）の二つの方向から聴くことができる再生環境の事をさします。一方、サラウンドは、5方向、7方向のスピーカーから疑似的に作られたバーチャルサウンドを聴くことができる環境のことをさします。

サラウンドは「囲む」という意味があり、「5.1」や「7.1」「7.1.2」などの数字で表されるのが一般的です。「5.1」の「5」とはスピーカーの数を示し、「1」は低音だけを出す、低音専用スピーカーの数をしまします。

サラウンドは、ステレオとは違い、多くの方向から音を聴くことができため、臨場感ある音を楽しめる再生環境なのです。

サラウンドアンプはPS4に接続することで、ヘッドホンやイヤホン、スピーカーと接続することができ、よりゲームへの没入感をアップさせることができます。

FPS（ファーストパーソンシューター）では、相手の位置を素早く知ることも可能です。

サラウンドアンプでは、5方向や7方向から音を聴くことができます。そのため、後ろに相手が回って来た場合にも足音で素早く気付くことができるのです。

サラウンドアンプを使用することでゲームへの没入感が増し、更にはゲームを有利に勧めることができます。

サラウンドアンプでイコライザの設定を行うことができます。イコライザとは、音質を補修したしたり、各周波数帯域の音を強調、弱めることができる音響機器です。イコライザで音を調整することで、足音を強調したり、周りの不必要な音を弱めたりすることができ、ゲームをより有利にプレイすることもできます。

もちろん、足音に限らずBGMや銃声など、他の音も調整することもできます。勝ち負けに囚われずゲームを楽しみたいという方は、音を調整してより迫力のある再生環境にすることも可能なのです。

サラウンドアンプを使用することで、友だちや他のプレイヤーとのボイスチャットができたり、音声の取り込みができるのも大きなメリットの一つです。サラウンドアンプをヘッドセットに接続することで、ボイスチャットをしながらゲームをプレイしたり、音声を取り込んでゲーム配信をすることができます。

友だちと同じ空間にいなくともボイスチャットで会話ができるため、より楽しくゲームをプレイすることができます。

サラウンドアンプで迫力のある音を楽しめるのはPS4のゲームだけではありません。映画の音質も変更することができます。サラウンドアンプをブルーレイレコーダーやDVDプレーヤーと接続することで、迫力と臨場感のあるサウンドを再現することが可能です。映画の世界に入り込んだかのような感覚で映画を楽しむことがでできます。

臨場感のあるゲームや映画を楽しむことができたり、ゲームにおいて有利にプレイすることができるサラウンドアンプですが、一方でデメリットはあるのでしょうか？以下では、サラウンドアンプを使用することへのデメリットを紹介します。

サラウンドアンプは製品によって、PS4との接続方法や操作方法、ヘッドフォンとの出力対応が異なるため注意が必要です。PS4は種類によって光デジタル接続（S/PDIF）とUSB接続に分かれます。そのため、自分の持っているPS4に合った接続端子のものを選ぶ必要があります。

また、サラウンドアンプによって出力対応も異なります。ヘッドフォンは、AUX端子とUSB接続に分かれるため、それぞれにあった出力対応であるか確認することが必要です。サラウンドアンプでイコライザの設定をするときはパソコンが必要ですが、中にはパソコンが必要なく、アンプ単体で設定の切り替えが行えるものもあります。

このように、サラウンドアンプによって接続方法や操作方法、出力対応が異なるため、間違って購入しないようにしましょう。

サラウンドアンプでは、人の感覚や機器の性能によって効果に差が出ることがあります。実際に使用してみると「なんだ、こんなもんか」「そんなに変わらないじゃん」とサラウンドアンプに接続しない状態とさほど変わらなく感じる人も中にはいます。サラウンドアンプに合う人合わない人がいたり、ヘッドフォンやイヤホン、サラウンドアンプ自体の性能によってかえって逆効果になることがあるのです。

臨場感や迫力のある音でゲームができたり、足音やその他の音を強調してゲームを有利に進められるなど高性能なサラウンドアンプですが、多くの場合、設定するにはパソコンが必要です。しかし、中にはアンプ単体で設定をすることができアンプや、PS4本体で設定ができるアンプもあるため、パソコンを持っていない方は、パソコンが不要のアンプを選びましょう。

サラウンドアンプ単体で完結する製品には、元々登録されたサウンドのみ設定できる製品と、アンプに搭載されているモニターで設定を変更できる製品の2種類があります。「パソコンが無くてもサウンドにこだわりたい」という方は、モニター搭載で細かい設定ができるかどうか確認することが必要です。

サラウンドアンプといってもさまざまな製品がある中で、世界的に有名で人気のゲーミングブランドが「astro」です。astroは、プロフェッショナルのプレイヤーのためのサラウンドアンプやヘッドセットなどを販売しており、astroの製品は実際に競技場でも使用されています。

MixAmp Pro TRには、全体のボリュームを上げる大きなダイヤルと、その下にあるボイスチャットとゲーム音量を調整する小さなダイヤルがあります。ヘッドセットやヘッドホンでは、ゲームごとに音量が異なるため、PS4やゲーム内の設定にて音量を変更しなければいけません。しかし、MixAmp Pro TRには2つのダイヤルがついているので、簡単に手元で音量を調整することができます。

MixAmp Pro TRは、単体でも購入可能ですが、ヘッドセットとの組み合わせで販売している物もあります。「両方合わせて購入したい」はアンプとヘッドセットのセットがおすすめです。

使用するPS4によってつなぎ方が異なります。そのため、PS4の種類によってサラウンドアンプを選びましょう。

PS4やPS4Proを使用している人は、光デジタル・USB端子のものを選びましょう。光デジタルを接続可能な場合は「Dolbyサラウンド」対応機器に接続することで、より臨場感と迫力のある多次元音響環境を再現することができます。

没入感のあるリアルなサラウンド環境でゲームをプレイしたい方には、光デジタルがおすすめです。

PS4スリムを使用している人は、USB端子のアンプを選びましょう。PS4スリムでは、光デジタル端子が搭載されていないため、Dolbyサラウンドよりも音質が低いバーチャルサウンドになってしまいます。しかし、PS4スリムでもHDMIコンバーターを介すことで光デジタルに変換することが可能です。

PS4スリムでもDolbyサラウンドのリアルなサラウンド環境でプレイしたい方は、コンバーターの購入も検討しましょう。

サラウンドアンプによって出力も異なります。自分が使っている、または使おうとお持っているヘッドフォンやヘッドセット、スピーカーに合った出力の製品を選ぶことも大切です。

サラウンド対応のヘッドセットやヘッドフォンを使用する場合は、3.5mm出力対応（AUX端子）のアンプを選びましょう。ほとんどの製品は3.5mm出力に対応しているため、それほど気にする必要はありませんが、念のためしっかり確認することをおすすめします。

スピーカーを使用して、ゲームだけでなく迫力のある映画を楽しみたい場合は、ラインアウト対応の製品がおすすめです。臨場感と迫力のある音響環境で映画を楽しむことができます。

友だちと一緒にゲームを楽しみたい場合におすすめなのが音量調節機能です。アンプ本体に音量調節可能なダイヤル付きの製品を選ぶことで、アンプ単体で音量調節をすることができ、友だちとのゲームに集中することができます。BGMが大きすぎて友だちの声が聞きにくかったり、友だちの声が大きすぎたりするときにとても便利な機能です。

ボイスチャットをしながらゲームを楽しみたい方には、ミキシング機能がおすすめです。ミキシング機能は、複数の音声を同時に流すことができるので、ボイスチャットや音楽を聞きながらゲームをプレイすることができます。

友だちとのボイスチャットや動画配信をしている方、自分の好きな音楽をBGMで流して楽しみたい方はミキシング機能付きのアンプも検討しましょう。

ゲームによってサウンド設定を登録しておきたい方にはプリセット機能がおすすめです。ゲームによってイコライザ―を調整して「足音と銃声をしっかり聞こえるようにしたい」「BGMで迫力あるゲームがした」と、重視したい音を変えたい方も多いと思います。プリセット機能は、ゲームごとのサウンド設定を登録してワンタッチで呼び出すことができます。

毎回パソコンに接続してサウンド設定を変える必要もなく、無駄な手間を省くことができるため、いくつかのゲームをプレイしている方におすすめの機能です。もちろん、ゲームだけでなく映画や音楽でもプリセット機能を活用することができます。映画をよく観る方はぜひチェックしておきましょう。

PCを持っていない方には、PC不要のまたはPS4でサウンド設定可能なアンプがおすすめです。PCが不要のアンプには、元々搭載されているサウンド設定のみ使用可能な製品と、アンプ本体に搭載されたモニターまたはPS4でサウンド設定が可能な製品があります。「PCはないけれど、細部のサウンドにまでこだわりたい」という方は、PC不要かつ、アンプ本体・PS4でサウンド設定が可能な製品を選ぶようにしましょう。

サラウンドとは何かから始まり、選び方や注意点を解説しました。現在サラウンドアンプはさまざまな製品が存在し、製品によって接続方法や対応している端子、機能などが全く異なります。今回紹介した選び方や、購入する際の注意点に気を付けながら、自分のPS4やヘッドホンに合った製品を見つけてみてください。