カメラ用レインカバー(雨カバー)のおすすめ商品9選！【選び方と使い方を紹介】

外で撮影しているとき、急に雨が降ってきたらどうすればいいでしょうか。雨で高いカメラが壊れてしまうことだけは避けたいです。そうならないためにも事前に対策しておく必要があります。そこでおすすめしたいのがカメラ用レインカバーです！

「カバー被せたら操作しにくくなりそう…」と思われがちですが、カメラ用レインカバーには手持ち用・三脚用などいろいろな種類があり、自分の使いやすいものを選ぶことができます！とはいえどんなものを選べばいいのかわかりません。

SONYカメラ用や大手カメラメーカーCanonからも販売されています。アウトドアブランドのモンベルなどからも販売されているので、この記事を読んでカメラ用レインカバーの必要性、種類、選び方、使い方からおすすめ商品、自作方法など購入の参考にしてみてください。

カメラは電子機器なので、水に弱い特徴があります。そのため、カメラの中に水が浸入しショートしてしまうケースも珍しくありません。その結果、カメラが起動しなくなることもあるので特に配慮が必要です。

さらにその雨が酸性雨だった場合、たとえカメラが防水仕様であっても腐食を引き起こして故障してしまうこともあります。そういったトラブルから守るためにも、カメラ用レインカバーは必要なのです。

また、水滴によるカメラの故障は保証期間内であっても保証対象外になることがほとんど。高い修理費を払わないために、レインカバーは一つ持っておくといいでしょう。

カメラ用レインカバーと聞くと｢ただ本体+レンズカバーを雨から守るだけ｣という印象を受けがちですが、実は商品ごとにさまざまな種類があります。カメラ用レインカバーの種類については、以下をご覧ください。

その他にも、ポンチョと一緒になったポンチョ一体型のカメラ用レインカバーも存在します。

カメラ用レインカバーはさまざまな種類のものが存在するので、選ぶ際に迷ってしまいがちです。しかし、要点を定めておくことでカメラ用レインカバー探しがスムーズになります。ここでは、失敗しないカメラ用レインカバーの選び方を見ていきましょう。

カメラ用レインカバーを選ぶ際は、使用するカメラのレンズに合っているかを確認しましょう。レインカバーのレンズを覆う部分がレンズより短いと、レインカバーの必要面積が足りないためにレンズに水が浸入しやすくなります。

かといって長すぎると、カメラで撮影する際にカバーの余計な部分が映り込んでしまい、思うように撮影が出来ません。そのため、防水性や撮影のクオリティを同時に意識するうえでは、レンズをジャストなサイズで保護できるものを選ぶ必要があります。

そのために、自分が使っているカメラのサイズ確認をした上で、カメラ用レインカバーのサイズ詳細を把握することが重要です。

カメラ用レインカバーは、ただカメラを水から守れればいいという訳ではありません。その他に、カメラを不自由なく使えるかが重要になってきます。中でも意識したいのが、カメラ用レインカバーを使用した上でも液晶やファインダーが見えるかどうか。

ライブビュー撮影などで被写体を確認しながら撮影するためにも、確認部分が透明なビニール製のカメラ用レインカバーが好ましいです。ビニール製でも画面がぼやけることがあるので、それが苦手な方は確認画面部分に穴が開いているものだとさらに見やすくなります。

カメラにレインカバーを被せて使用するという仕様上、カメラ用レインカバーはカメラの使い勝手に多少ながら影響をもたらします。視認性を妨げないためには、先述した確認画面部分が透明になっているものを選べばOKです。

しかし、操作性を意識するならさらにプラスアルファの機能が必要。例を挙げるなら、レインカバーの左右や下部分にスペースが設けられていることで、手を入れて直接カメラを操作できるものだと使いやすいです。

ただスペースが設けられていてもある程度は使いづらくなるので、これに関しては慣れが必要と言えます。

主に雨からカメラを守れるカメラ用レインカバーですが、使い方が分からない方もいると思います。ただ、基本的な使い方についてはカメラを覆うようにレインカバーを固定すればOK。その際、密着するようにセットできると完璧です。

重要なのは、そこからさらに防水性能を高める工夫です。たとえば防水スプレーをレンズカバーに吹きかければ、レンズをより水に強くすることができます。レインカバーに隙間があって心配な方は、隙間部分にマジックテープやパーマセルを貼ると安心です。

また使い終わった後にレンズに水滴が付いた場合は、必ずハンカチなどで拭き取るようにしましょう。ただし、レンズに傷を付けないためにティッシュで拭き取らないようにしてください。

結論から言えば、カメラ用レインカバーは自作が可能です。材料もレジ袋2枚とパーマセルのみなので、簡単に作れます。作り方については、以下を参考にしてみてください。

1. 大きめのレジ袋を2つ用意し、一つの袋にレンズの先を出すための穴を開ける
2. 穴にカメラのレンズを通し、穴のすき間をパーマセルで密閉する
3. 袋の側面に、手を通して直接カメラを操作するための穴を開ける
4. もう一つの袋の底に、手を通る程度の穴を開ける
5. 3・4の穴をパーマセルで繋ぐ

少々手順が多めですが、要約するならレジ袋に穴を開けて部分部分にパーマセルを貼るだけで完成します。ただしレジ袋なこともあり、販売されている簡易型のカメラ用レインカバーと比べても耐久力は低めです。

簡易型のカメラ用レインカバーを用意する暇もない、本当の間に合わせとして使用するのが丁度いいでしょう。

カメラ用のレインカバーの代わりになるものでおすすめなのは、シャワーキャップです。シャワーキャップはホテルなどのアメニティで無料で貰える場合もあれば、100均ショップにも売られているのでリーズナブルな点がメリットです。

急な雨でも旅先のホテルで手に入る可能性もあり、代用品として覚えて置けば役立つかも知れません。シャワーキャップはレインカバーと同じで、自然乾燥させれば繰り返し使えます。ゴムが入っているため、ある程度のホールド力もポイントです。

ファインダーの位置に穴を開けたり、ヘアゴムで留めたりとカメラに合わせたアレンジを加えると使いやすくなります。

カメラ用レインカバーは、雨天時の撮影の際にカメラを守ってくれる頼もしいアイテムです。特に｢雨だからこそ撮影したいとき｣には、心強い味方になってくれるでしょう。ヨドバシやビッグカメラオンラインでも取り扱いがあるので興味を持った方は、これを機にカメラ用レインカバーを試してみてください。