ハイエンドCDプレーヤーおすすめ3選｜SACDプレーヤーも【高級・高音質】

昨今、おうち時間をより充実させるために、自宅のオーディオ機器を見直す方が多くなっています。最近はディスクではなくPC/ネットワークオーディオなどのファイルオーディオが主流になりつつありますが、古くから使い慣れたオーディオCDプレーヤーも名機が多く、未だに人気です。

CDデッキなどと呼ばれる場合もある据え置きCDプレーヤーは、現在数万円クラスから数百万円に及ぶものまで幅広いラインナップで販売されています。しかし、実際数百万円レベルの高級CDプレーヤーの音質がどこまでいいのか怪しいところですよね。

そこで今回は、高級CDプレーヤーの音質の違いやおすすめハイエンドCDプレーヤーをご紹介します。SACDプレーヤーや中級機のおすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

音を出すスピーカーとCDは両方ともアナログですが、CDを読み込んでいない状態では音を認識できないため、1回デジタルデータに変換する必要があります。DACはCDプレーヤーやアンプに内蔵されている場合が多いですが、DAC単体からなる製品も存在します。

アナログからデジタルに変換する時だけでなく、デジタルからアナログに変換する時も音が変化します。そのため、スピーカーから音を出すために必要なDACの性能も重要です。

DACやスピーカー等の総合的な性能によって、個人差はありますが音の聞こえ方が変わります。ハイエンドモデルの特徴の1つとしては、メーカー独自のDACを使用するなどして音質を向上させている点が挙げられます。

高級CDプレーヤーにおいては、DAコンバーターの性能よりもアンプの性能が重要になるため、アンプの性能を重視して選ぶようにしましょう。

CDプレーヤーにおいては、DACの量子化ビット数や周波数特性によって、スピーカーから生じる音の質が左右されます。ただし、いくら音の変換能力が優れていても、出力側の性能が低いと意味がないため、高性能なアンプやスピーカーも用意する必要があります。

高級な機器を揃えても安い製品との音質の差は小さく、数千円程度で買える中級イヤホンと高級イヤホン位の小さな差であるため、人によっては違いが分からない人もいます。CDプレーヤーは数十万円する製品もあるので、自分の予算の範囲内で無理せず選ぶようにしましょう。

ハイエンドCDプレーヤーは非常に高価なため、高級CDプレーヤー選びに失敗するのが怖いと感じる人が多いと思います。ここでは、高級CDプレーヤーを実際に使用した方の口コミを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

これまで、高級CDプレーヤーの口コミについて触れてきましたが、プロケーブルのサイトにおいて、2万円のDVDプレーヤーの方が高性能であるといったコメントも見受けられました。

DACやアンプの性能だけでなく、デジタル端子の種類によっても音質が異なってきます。光デジタル端子では、ジッタと呼ばれる交流電圧由来のノイズが発生するため、両軸デジタル端子を使った方が高い音質を出せます。

そのため、高い音質が求められる高級CDプレーヤーにおいては、必ず両軸デジタル端子の出力が付いています。両軸端子のケーブルの長さによっても音質が大きく変化するため、ケーブルの長さを最適な長さに調節しておきましょう。

より音質のいい音楽を聴きたい方は、SACDやハイレゾに対応しているCDプレーヤーを選びましょう。SACDはCDの約4倍のデータ量を持ち、より豊かな音楽表現が楽しめます。また、ハイレゾはCDの約6.5倍のデータ量を持っているため、さらに高音質を求める方に適しています。

SACDはCDではカットされている音源まで再現するためにダイレクトストリームデジタル（DSD）を用いています。しかし、PCに対応しているモデルかどうかは再生機器によって異なるため気を付けて選ばなければいけません。

一般的な接続規格として、HDMI・S/PDIF・AES/EBUなどが用いられます。PCと接続したい場合はSACDプレーヤーとPCの規格が対応しているかのチェックをしておくことをおすすめします。

安い値段でCDプレーヤーを購入したい場合には、中古品を購入するという手もあります。しかし、中古品は劣化しているため、壊れやすい・音質が良くない場合もあるので、なるべく新しく状態のいいものを選ぶようにしましょう。

10万円以上のハイエンドCDプレーヤーは、他のCDプレーヤーに比べて圧倒的に音質がよく、特にDENONの製品は音質に感動する人が多いようです。音質がよくて使い勝手のいい高級CDプレーヤーを購入して、家の中でも思う存分音楽鑑賞を楽しみましょう。