【2024】ICレコーダーおすすめ12選｜授業や大学の講義の録音に！

大学の講義や授業の内容を一回ですべて覚えるのは不可能ですよね。ノートをとっても「どうしてもこの部分の話を思い出せない」「つい気を抜いていたら講義の大事な部分を聞き逃してしまった」このような経験はありませんか？

そこでおすすめしたいのがICレコーダーです。スマホが使用禁止な講義も多いため、ICレコーダーでポケットに入れたまま講義の一部始終を録音しておけば、聞き逃しても後から好きな時に好きな部分を復習できるようになり、勉強がより充実します。また、文字起こしをしたい際にも使用できます。

この記事では、両者の違い・講義におすすめのICレコーダーの選び方・人気メーカーからおすすめ商品まで詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

ICレコーダーの「IC」はIntegrated Circuitというデジタル記録媒体です。ボイスレコーダーの「ボイス」は声が記録対象なので、記憶媒体はデジタル以外にもテープやCD・MDなどを使用します。

録音するという意味では基本的に同じですが、記録媒体が違います。記録媒体を除けばICレコーダーもボイスレコーダーに含まれます。あえて違いを挙げるとするなら、ボイスレコーダーと表記されているものの方がICレコーダーより価格が安い点です。

大学の講義時間は1時限が90分～120分と長いので、長時間録音ができるものをおすすめします。1日に1時限だけなら対応できても、数時限になれば途中でバッテリー交換が必要になる場合もあります。

肝心なところでバッテリーが切れてしまえば、ICレコーダーを使用する意味がありません。最初から長時間録音が可能なものを選び、バッテリー交換を気にせず安心して講義に臨みましょう。

講義ごとに聞き直すのではなく、ある程度溜める場合は、内蔵メモリー容量に注意しましょう。いくつかの講義を一気に聞きたい場合も、内蔵メモリー容量が大きい方がおすすめです。

ICレコーダーは、記録媒体によっても録音可能時間は異なります。内蔵ストレージは扱いやすいので初心者にもおすすめですが、録音可能時間は短めです。内蔵ストレージで長時間録音したい場合は、SDカードに対応しているICレコーダーを選ぶのがおすすめです。

ICレコーダーで録音した講義を後で聞き返す際、マイクの指向性によっても聞き取りやすさが変わってきます。ステレオ録音に対応しているモデルは、音がクリアで立体感があり、複数人が話す声もそれぞれに拾い誰の声かを識別できるほどです。

モノラル録音はインタビューなど一対一の対話に向いています。大学の講義にも使用できますが、ノイズが入りやすいのがデメリットです。ただしステレオ録音に比べてリーズナブルなので、コスパ重視で選ぶならモノラル録音の方が購入しやすいです。

講義中は周りの学生が立てる物音や話し声、空調やプロジェクターのノイズなど雑音があります。普段はあまり気にならなくても、ICレコーダーでは周囲の雑音も録音されてしまいます。最前列でない限り、必ず他の学生の話し声や雑音が入ってしまうので注意が必要です。

ノイズキャンセリング機能を搭載しているモデルなら、周囲の雑音を軽減させられます。雑音が軽減されると声が聞き取りやすくなるので、ストレスなく聞き返せます。

聞き取りにくい時や一部分のみリピートしたい時は、指定リピートやスピードコントロール機能があると便利です。これらの機能は復習だけでなく、語学の講義や文字起こしをしたい時にも活用できます。

手動でも巻き戻しや早送りはできますが、戻しすぎたり送りすぎたりしてなかなか聞きたい部分を聞けないのは、時間のロスですしストレスにもなりかねません。効率よく復習したい方には必須の機能です。

復習のためにICレコーダーで録音した音声を聞きたい時、環境によっては大きな音で聞けない場合もあります。そんな時は専用のイヤホン付きのモデルを選ぶと便利です。Bluetoothイヤホンに対応しているモデルは、接続の必要があるのでバージョンをチェックしましょう。

付属のイヤホンがない場合は、パソコンに取り込んでスマホに転送するのも効果的です。スマホに転送して聞き返す時もイヤホンを使えば、周囲の迷惑にならないので安心して使えます。

ソニーが誇る独自機能を搭載したモデルのラインナップが豊富で、高音質にこだわる方におすすめのハイレゾ対応モデルも揃っています。スタイリッシュなデザインはどんなシーンにも合い、使う人を選ばないのもポイントです。

音質には特にこだわっているので、クリアな音声で聴けるのが嬉しい点です。長時間録音が可能なモデルも充実しています。

カメラで知られるメーカーですが、光学機器の技術をICレコーダーにも取り入れています。高品質な製品を選びたい方にもおすすめです。講義以外にも会議や音楽・楽器など利用シーン別にシリーズ化されたモデルもあります。

ポケットに入れたまま使用できるタイプのものもあり、価格も幅広いので予算に合わせて選べます。操作が簡単なモデルも多いので、初心者にもおすすめです。

生活家電全般を扱う国内メーカーで、ICレコーダーはビジネスからプライベートまでさまざまな用途に対応できるモデルが充実しています。低価格ながら講義に便利なノイズキャンセリング機能を搭載しているモデルあるので、コスパ重視で選びたい方にもおすすめです。

タスカムでは、個人で使用するタイプと業務用で使うタイプの音響機器を取り扱っています。機能面が優れているだけでなく、見た目がシンプルでおしゃれなデザインなど種類豊富です。さまざまな音響機器が気になる方はチェックしてみてください。

大学の講義などを録音するのは、私的利用に限り違法性はありません。録音したものをネット上で公開したり、第三者に渡すなどは著作権法で硬く禁じられているので、絶対にやめてください。

また、違法性はないものの、録音行為自体を断られる場合があるので、そのような場合は控えるようにしましょう。そして、録音データに頼りすぎるのもおすすめしません。「あくまでも補助的なもの」であるのを念頭に、うまく活用しましょう。

スマートフォンの録音アプリを使えば、ICレコーダーがなくても手軽に録音ができます。iPhoneやAndroidにも、最初から録音アプリが入っている場合がありますが、雑音を消したい、バレずに録音したいなど機能性にこだわるなら専用のアプリをダウンロードするのがおすすめです。

それぞれのアプリに特徴や機能の違いがあるので、よく録音アプリを使う人は複数ダウンロードして試して、自分に合ったアプリを選びましょう。当サイトではボイスレコーダーアプリのおすすめをご紹介しているので、ぜひご覧ください。

会議などの重要な場面では、こっそり録音したい場合もあると思います。そんなときは小型のICレコーダーを利用すれば相手にバレずに録音できます。小型のICレコーダーはボールペンより小さく、さらに充電式で使い方もシンプルなものが多いのでおすすめです。

下記の記事ではおすすめの小型ICレコーダーを厳選して紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

講義が多いとノートを取るのも大変ですし、うっかり聞き逃してしまう場合もあります。ICレコーダーを使用すれば、重要な部分も聞き逃さず後でゆっくり聞き返せますし、何度でもリピートできます。勉強効率もアップするのでぜ取り入れてみてください。