ノイズも気にならない！Web会議がスムーズにできるおすすめヘッドセット10選

コロナウイルスによってリモート作業が増えたことにより増えたweb・テレビ会議。パソコンを通して複数人で会議をする場合、相手の声が聞き取りにくく何度も聞き返してしまったり、雑音が入ってしまい自分の声を上手く相手に伝えられなかったりと会議のし辛さを感じることも多いと思います。

そんな時におすすめなのがヘッドセットです。ヘッドセットはイヤホン部分やマイクの性能が高く、クリアな音を相手に伝えスムーズに会議を進めることができます。しかし、ヘッドセットはweb会議のためだけに作られているわけではないので、形や機能など様々なものがあります。

そこでこの記事では、web会議にヘッドセットが必要な理由からヘッドセットの選び方や具体的な商品まで紹介していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

Web会議の効率を低下させてしまう大きな要因に、音の聞こえにくさがあります。「相手の声が聞き取りにくい」「自分の声が相手に届きにくい」ことによって、聞き返す回数が増えてしまうのは避けたいですよね。ここではヘッドセットの重要性について解説します。

耳元を覆うヘッドセットは、マイクスピーカーよりも気密性が高く相手の声を聞き取りやすくなります。上司の指示やクライアントの打ち合わせの中で聞き逃しのリスクを下げ、また聞き返す回数を減らしてスマートなWeb会議を実現することができます。

ビジネスシーンでは、相手の話を聞き逃してしまうのはご法度ですが、Webで通話する相手は上司や同僚など見知った相手とは限りません。初めて顔を合わせる相手に何度も聞き返してしまうのを避けるためには、ヘッドセットの使用が推奨されます。

ヘッドセットを使用するもう一つのメリットは、自分の音声をクリアに相手に届けられることです。声が聞き取りにくくなってしまうと、お互いにとってストレスとなり効率も悪くなってしまいます。

通常のマイクスピーカーでは、スピーカーの音をマイクが拾うことでハウリングを起こしてしまったり、タイピングなどの周りの音を拾ったりと、ノイズが乗りやすくなります。ですが、ヘッドセットではそれらのリスクを回避し、円滑なコミュニケーションがとることができます。

Web会議用のヘッドセットの選び方のポイントについて解説します。ヘッドセットなら何でも良いというわけではなく用途に適した種類があるので、ポイントをおさえた上で選ぶようにしましょう。

ヘッドセットの形は大きく、片耳型と両耳型に分けられます。ここではそれぞれの形状について説明し、そのメリットについても解説していますので、是非参考にしてください。

片耳型のヘッドセットのメリットは、開放されている片耳で周りの音を聞くこともできる点です。移動中やカフェなど周囲にも気を配る必要のある場所で、使用することが多い場合には片耳型がおすすめです。

形状として、イヤホン型とイヤフック型があり、耳にかけるイヤフック型は特に軽量な製品が多いです。そのため長時間の使用でも耳への負担が少なく疲れにくいのもメリットと言えるでしょう。Web会議を頻繁に行う方にもおすすめです。

両耳型のメリットは、両耳で音声をしっかりと聞くことができる点です。音を聞き取りやすいので、一般的なWeb会議や会議の内容に特に集中したい場合におすすめです。まだWeb会議に慣れていない方や、初めて使うという方も両耳タイプの方が良いでしょう。

形状には、ヘッドバンド型とネックバンド型があります。ヘッドバンド型は耳全体を覆うしっかりとした装着感で音の聞きやすさに優れていますが、髪が崩れやすいのが難点です。ネックバンド型は首周りから両耳を覆う形状で髪が崩れにくいメリットがあります。

ヘッドセット選びではマイクの指向性についても注意してみましょう。無指向性マイクは、マイクの全方位から音を拾う仕組みになっています。自分の声以外の音声も拾うのでビジネスシーンではノイズとなりおすすめできません。

一方で、単一指向性のマイクは、正面の音だけを拾います。そのため周りの音を拾いにくくノイズの少ないクリアな音声を実現できます。向きや位置の調整ができる可動式マイクもあります。Web会議では、雑音の入りにくい単一指向性のものが良いでしょう。

ヘッドセットの接続方法には、有線接続とワイヤレス接続があります。ここでは、それぞれの違いについて説明します。自分に合った接続方法を選ぶと良いでしょう。

有線接続のメリットでは、ワイヤレスタイプのように充電の必要がないことと、常時接続が安定していることです。常にクリアな音声でやりとりすることを重視する場合には有線接続のヘッドセットをおすすめします。

接続方法としてステレオミニプラグとUSB接続の2種類がありますが、近年のパソコンの場合はステレオミニプラグの場合に変換ケーブルが必要な場合もあるので、USB接続が良いでしょう。ノイズの入りにくさや音質の面でもUSB接続がおすすめです。

ヘッドセットのワイヤレス接続は、Bluetoothを搭載しておりコードレスのモデルがほとんどです。そのため、有線と比べて楽な使用感が人気です。ただし、周囲に電波を発するものがある場合には接続が不安定になることがあります。また、使用の際に充電も必要です。

コードを抜き差ししたりコードの長さを気にする必要がなく快適なことに加え、コンパクトで持ち運びやすいのもメリットです。自宅だけでなく移動中やカフェ、ホテルなどの外出先で使用したい方にもおすすめです。

ノイズキャンセリング機能とは、周囲の雑音を軽減する機能で周囲の雑音の逆位相の波を発生させて打ち消す音響技術です。ノイズキャンセリングがイヤホン部分で機能していれば、周囲が騒々しい環境でもクリアな音声を聞くことができます。

また、マイク部分でノイズキャンセリングが機能している場合には、相手にとっても雑音が少なく聞き取りやすいので親切と言えますね。Web会議では自宅・外出先を問わず、ノイズキャンセリング付きのヘッドセットを選びたいですね。

コンマ数秒の判断が要求されるゲーミング向けのヘッドセットは、一般的なヘッドセットよりも音質面で高性能なため、普段ゲームをする方はゲーミングヘッドセットをWeb会議に使用しても良いでしょう。

音質面だけではなく、ワイヤレス接続のものではバッテリーの稼働時間が長かったり、ノイズキャンセリングマイクを採用している場合もあるので、ビジネスシーンでも実用的と言えます。ロゴのLEDが目立つ場合にはOFFにすると良いでしょう。