充電式ICレコーダーおすすめ10選｜人気のソニー・オリンパスも

録音に便利なICレコーダー。職場での会議や学校での講義、音楽の練習やコンサート、さらにはパワハラ対策まで、使い方は多岐にわたっています。また、ペン型などの相手に気づかれにくく手軽に自然に録音できるモデルも登場し、便利さは増す一方です。

そんなICレコーダーは、充電式と電池式の二種類があります。今回ご紹介するのは充電式です。充電式は一度充電すればしばらくの間どこでも使うことができ、充電方法もさまざまです。

この記事では、充電式ICレコーダーのメリット、電池式との違い、充電方法、選び方、おすすめ商品からボイスレコーダーとの違いと言った素朴な疑問まで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

充電池式のICレコーダーは、電池式のICレコーダーよりも、コンパクトで持ち運びを行いやすいのがメリットです。また、こまめにICレコーダーの充電を行うことにより、充電切れを気にせずに一定時間録音を行えます。

充電式のICレコーダーには、リチウムイオン電池を内蔵した機種に加えて、ニッケル水素電池とアルカリ電池の両方に対応した機種の2種類があります。今回は、充電機能の付いたICレコーダーの選び方について、詳しく説明していきます。

一般的な電池式のICレコーダーは単三電池を搭載しているため、充電池を内蔵したボイスレコーダーよりも、サイズが大きく重くなり持ち運びにくくなります。ただし、乾電池の入手は容易なため、急なバッテリー切れに対応できるのがメリットです。

一方で内蔵電池式のICレコーダーは、事前に充電をしていないと使えないというデメリットはあります。ですが、連続録音時間が長く、持ち運びに便利なコンパクトなものが多いです。そのため、使用頻度が高い人におすすめの製品です。

最近では、アルカリ電池と充電池の両方を使える、ハイブリッドモデルも登場しています。単四電池仕様の物が多く録音時間は短いですが、急な充電切れにも対応できるのが魅力的です。

内蔵電池式のICレコーダーの充電方式には、USB給電の他に、ACアダプターを使ってコンセントから充電を行う方式があります。USB充電式であれば、ノートパソコンやモバイルバッテリーからも充電を行えます。そのため、パソコンなどを日常的に持ち運ぶという方は、USB充電に対応した製品がおすすめです。

長時間の講義や会議の録音を行う時には、録音可能時間の長さは重要な性能となります。バッテリー持続時間が長いものだと、50時間から60時間録音を行えるため、何回か充電を忘れてしまってもバッテリー残量を気にせずに録音を行えます。

ニッケル水素電池に対応した、ハイブリッド式の充電式ICレコーダーであれば、録音の途中で充電が切れそうになった時に、電池の交換を行うことで充電の問題を解決できます。

録音時間が長ければ長いほど、メモリー容量を消費していきます。長時間の講義や、会議のデータを多く録音するのであれば、当然ですがメモリー容量の大きさが重要になります。内蔵メモリは、一般的に4GBから16GBとなりますが、4GBだとストレージ不足になりやすいので、8GB以上の製品がいいでしょう。

ICレコーダーの中には、SDカードを差し込める物があるため、頻繁に録音を行う人は外部記憶媒体に対応した製品がおすすめです。

ICレコーダーでは、モノラル録音とステレオ録音の2種類の製品があります。モノラル録音はリーズナブルな製品が多いですが、マイクが1つしかなく音を拾える範囲に限りがあるため、1人の発言しか録音できません。

一方でステレオ録音の場合は、モノラル録音より音質がクリアなだけでなく、音に立体感が生まれて話し声の方向が分かりやすくなります。そのため、発言者が複数人いても、誰が発言したか理解しやすくなります。

一部の充電式ICレコーダーにおいては、スマホのWi-FiやBluetoothを利用して遠隔操作を行うことができ、離れた場所でも録音状況をモニタリングして確認することができます。

遠隔操作が可能なICレコーダーにおいては、スマホのボタンを1回押すだけで録音が始まるため、会議中の気になる部分だけを録音することも可能です。また、録音機を使っていることがバレづらいため、こっそりICレコーダーを使いたい人にもおすすめです。

ダイレクト接続とは、ケーブルなしで音声や音楽などのデータをパソコンに転送できる方法です。直接パソコンに接続して使用可能なため、多くの方から高い評価を得ています。USBをスライドさせるだけで差し込める便利なアイテムです。

ボイスバランサー機能や音声認識機能は、人の声を聴きやすくする機能であるため、講義や会議の録音を行う人には重要な機能となります。シーンセレクト機能を利用すると、歌や楽器の音も拾いやすくなるため、特に音楽を録音するという人はシーンセレクト機能がついているものがおすすめです。

ノイズキャンセリング機能は、音源のノイズをカットする重要な機能ですが、価格の安いICレコーダーにも付いているため、ノイズ抑制機能にこだわる必要はないでしょう。

ICレコーダーのICは集積回路のことを指し、フラッシュメモリー等の記録媒体も含まれています。ボイスレコーダーは声を記憶する装置という意味になりますが、すべての製品に集積回路と記憶媒体が含まれているため、基本的には同じ意味合いとなります。

ただし、ICレコーダーはボイスレコーダーに比べて、回路の複雑さを強調している製品が多いです。そのため、ボイスレコーダーよりもICレコーダーの方が、価格が高い製品が多い傾向にあります。

充電式のICレコーダーのおすすめ商品に加えて、選び方についても詳しく解説しましたが、自分の用途に合った製品は見つかったでしょうか。充電式ICレコーダーはコンパクトで持ち運びやすく、ノートPCがあればいつでも充電できるため、どこでも録音したい人におすすめです。