【徹底解説】ブルーレイディスクおすすめ10選｜種類・1枚あたりの価格も

お気に入りの番組を残したり、録画番組をダビングしてシェアしたりするときに使うのがブルーレイディスクです。また、長期保存が可能でいつでも見たい時に見ることができる、便利なツールでもあります。

ただ、ブルーレイディスクにダビングする際に、悩むのがディスクの選び方です。そもそもブルーレイディスクは種類も多く、録画番組をダビングするのにどのディスクに何番組入るのか、わかりづらく迷ってしまいます。

そこで、今回はブルーレイディスクについて、選び方のポイントや録画時間の目安などを詳しくご紹介します。なんとなく選んでいたブルーレイディスクも、1度理解すると簡単に最適なものを選ぶことができます。また、人気のおすすめディスクも参考にしてください。

ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)は、青紫色のレーザーを使うことでそう名付けられました。DVDとサイズは同じく直径が12cmですが、データ保存容量がDVDの1層4.7GBに対して、最小の1層でも25GBと約5倍以上です。DVDの次世代規格、進化版といえます。

高精細な映像を保存できるブルーレイディスクですが、デメリットはDVDに比べて単価が高い点です。また、強度もDVDに比べて弱く、保存にも気を付けなければいけません。

ブルーレイディスクには「 BD- R」と「BD-RE」の2種類があります。BD-Rは1度書き込んだデータは消せませんが、ディスク容量いっぱいになるまで追記可能です。反対に、BD-REは書き込んだデータを消去して繰り返し書き込みができます。

ブルーレイディスクパッケージに、 「1層」「2層」 といった表記を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。この「層」は録画容量を表し、「1層につき25GB」と決まっていて、現在は1～4層のディスクが販売されています。

また、表記は2層は「DL」で50GB、3層と4層は「XL」で100GBと128GBの2種類があります。例えば「BD-RE DL」と書かれていたら、「何度でも上書きできて50GBの容量」という意味です。

※4K動画は70Mbpsで計算

ブルーレイディスクの書き込み速度は、HDDに録画した番組をブルーレイディスクにダビングする際の速さのことです。BD-Rで1～6倍速、BD-REで1～4倍速とBD-Rの方が速くダビングできます。ただし、レコーダーがディスクの速度に対応している必要があるので、確認しておきましょう。

ブルーレイディスクの中には、録画用とデータ用に分かれているものがあります。録画用は、テレビ番組を保存しておく際に使うもので、データ用はパソコンやビデオカメラなどで撮影したものを書き込むのに使います。

これは、地デジ放送が始まる前の「私的録音画補償金制度」という、テレビ番組の著作権料がディスクに加算さていたときの名残です。しかし、現在はコピーワンスやダビング10などにより著作権保護されているので廃止されています。データ用も録画用も中身は同じものです。

ブルーレイディスクの表面に印刷できるのがインクジェットプリンタータイプです。お好みのデータをプリントして、オリジナルのディスクを作れます。現行タイプはほとんどが対応していますが、中にはよりきれいに鮮明に印刷できるタイプもあります。

また、よりオリジナリティを出したい人には「油性・水性ペン」でディスクに直接書き込めるものもおすすめです。

ブルーレイディスクの販売枚数は、1・3・5・10・20・30・50枚単位の販売で、なかにはおまけで1枚プラスのものもあります。また、単価はBR-REの25GBの10枚パックで、1枚あたり約60～130円ほどで、枚数が少ないほど単価も高くなる傾向です。

ブルーレイディスクは、現在100均のセリアとダイソーで販売されています。それぞれの商品を紹介していくので、参考にしてください。

• セリア「スリムケースBD-R 25GB」…テレビを1回録画可能。フルビジョン対応
• セリア「スリムケースBD-R E 25GB」…繰り返し録画用。2倍速対応
• ダイソー「BD-R 25GB ホワイトレーベル」…1回録画が可能。カートリッジがないブルーレイディスクに対応
• ダイソー「BD-RE 25GB ホワイトレーベル」…繰り返し録画用。フルハイビジョン対応で、地上波だと180分まで対応

ここからはブルーレイディスクの注意点を見ていきましょう。ブルーレイディスクを使う場合や、購入時にはチェックしておきたいところです。

日本のデジタルテレビ放送の著作権保護のために、コピーガードする規制がコピーワンスとダビング10です。ダビング10は、ハードディスクに録画したものを9回ディスクにダビング (コピー)ができ、最後の1回はムーブ(移動)という形で HDD から消えてしまいます。

コピーワンスは、HDDに録画した番組をディスクに1回のみダビングできるもので、ダビングと同時にHDDのデータは消去されます。おもに、有料のデジタル番組に多い方式です。

ブルーレイディスクの保護層は厚めのDVDと違って約0.1 mmと非常に薄く、傷つきやすく汚れや指紋などで再生時にエラーを引き起こしてしまいます。そのため、保管する際は柔らかい不織布ではなく、しっかりハードケースに入れておきましょう。

また、直射日光を避ける場所や、湿気、ホコリにも気を付けましょう。さらに、急激な課温度変なのある場所に置かないようにするのも長持ちさせるポイントです。

ブルーレイディスクの違いをご紹介しました。高精細な4K映像が増えるにつれ、ブルーレイディスクも大容量化し、どんどん新しい規格もでてきています。購入の際は、容量や繰り返し録画など、用途に応じて使いやすいタイプを選びましょう。