車載中華アンプおすすめ10選｜取り付けしやすい？LepyやTOPPINGも

車でドライブするときに、音楽は欠かせない存在。密閉された車内での音楽は、いい音で聴きたいものです。車載アンプがあれば、ワンランク上のクリアな音質で、表現力豊かな音を流すことができます。

車載アンプは「パワーアンプ」とも呼ばれていて、内部アンプでは対応できない音のゆがみなどを補正し、大きなボリュームでもクリアな音質を楽しむことが可能です。しかも、中華製の車載アンプならリーズナブルに高音質を手に入れることができます。

この記事では、中華製車載アンプを購入するメリットや選び方をわかりやすく解説。また、チェックポイントや注意点などもご紹介しますので、中華製であることに不安を持たれている方も、ぜひご覧ください。

中華アンプはリーズナブルであるにもかかわらず、クリアなサウンドで音質がいいことが魅力と言えます。価格は数千円くらいの製品が多く、手軽に購入が可能です。中華アンプが低価格な理由は、大量生産であることや人件費が安いことが挙げられます。

また、デジタルアンプを採用しているのも理由の1つです。従来のアンプはアナログの回路を採用しており、構造が複雑で部品が多く扱いも難しいものでしたが、デジタルアンプは回路がシンプルで部品が少なく済むので価格を抑えられます。

デジタルアンプはシンプルで部品が少ないからこそ小型化でき、スペースの限られる車載アンプとしてもピッタリです。

中華製品と聞くと不安に思われる方もいるかもしれません。ここでは、多くの方の心配に思われている点や疑問についてお答えします。

前述した通り、中華アンプの多くはデジタルアンプです。デジタルアンプはアナログよりも音質がクリアで、中にはハイレゾ対応しているアンプもあります。ハイレゾとは、CDには収録しきれない音の太さや繊細さなどの表現力、ディティールを再現できる音源のことです。ハイレゾに対応していると、高音質の音楽を楽しむことができます。

中華アンプの説明書は、残念ながら英語や中国語のものが多いようです。中には日本語説明書が付いた中華アンプもありますが、ほとんどのものは英語の説明書です。購入する際には、中華アンプの商品サイトに載せられている口コミや説明書を事前に確認しましょう。

中華アンプの取り付けは、一般的な車載アンプと変わりありません。一般的な車載アンプの取り付けをしたことがあれば、中華製の車載アンプの取り付けも問題はないと言えます。しかし、初めて車載アンプを取り付けるのであれば、日本語の取扱説明書がある製品を選ぶと安心です。

今の中華製品は品質が高く故障しにくいものが多くあります。また、中華アンプも保証が付いている製品が大半です。30日以内の不具合であれば、Amazonのマーケットプレイスという保証も受けられます。

中華メーカーの保証の多くは、返金もしくは新しい商品の発送で対応しています。1年以上の保証が付いている製品がほとんどなので安心です。

車載中華アンプの使い心地はどうなのか、実際に購入した方の評判は気になるところですよね。車載中華アンプを購入して良かったとの声がある一方で、あまり良くなかったとの声もあります。購入を迷っている方は、両方読んで検討してみましょう。

TOPPINGのTP60を買ってよかったと思っている口コミの多くは、音質について高い評価をしています。クリアで明瞭な音質が魅力的で、デジタルアンプなので発熱も少なく耐久性にも問題がないとのご意見です。他の中華アンプと比較しても、高評価を与えている口コミが多くありました。

低評価の口コミの多くは、耐久性や製品の品質に問題があるとしています。購入してすぐに使用がきなくなったり、故障したりしたという口コミが目立ちました。保証は30日間なので、それ以上経ってからの返品交換はないようです。

また、低域がよくないとの口コミもありました。クリアな音質ではあっても、低域を求めている方にとっては不満が出るのかもしれません。

A級アンプは高級なアンプに多いクラスです。音のゆがみが少なく、ボリュームを上げてもクリアな音質で聴けます。また、発熱と消費電力が大きいことが特徴です。アンプのクラスの中でもっとも音質のいいアンプですが、アンプの出力が低いために大きな音を出すことには向いていません。

B級アンプは高出力なことが特徴です。トランジスタを2つ搭載しており、より大きな出力と高効率で音を発しますが、音のゆがみが出やすいのがデメリットと言えます。発熱と消費電力が少ないためバッテリーにかかる負担は小さめです。

B級アンプは構造上のデメリットが大きいため、メーカーからリリースされている品数は多くありません。

現在主流のAB級アンプは、A級アンプとB級アンプのいいとこ取りをしているタイプです。入力が小さいときはA級アンプに近い動作をし、入力が大きくなるとB級アンプに近い動作に切り替わります。価格もA級アンプと比べてリーズナブルですが、やはり音質面でA級アンプに敵わないとの評価もあるので、お手軽にいい音を楽しみたい人におすすめです。

D級アンプは、デジタル回路を使って音を増幅させるのがポイントです。中華アンプのほとんどがデジタルアンプであり、このD級アンプになります。D級アンプのメリットは低発熱で省電力なのでバッテリーに優しいことです。また、音質はクリアでゆがみがなく、価格もリーズナブルな製品が多くあります。

一般的に80Hz以下が重低音です。重低音で聴きたい人は周波数特性で80Hz以下に対応している製品がおすすめ。80Hz以下に対応していないと、重低音を期待していたのにがっかりすることもあります。購入前にスペックをしっかりとチェックしましょう。

また、周波数特性で80Hz以下をカバーしていても、製品によって音質は異なります。中華アンプはデジタルアンプですが、それでも製品ごとの差異が大きいので、自分の好みのアンプを見つけましょう。

車両内にスペースが少なく車載アンプを設置する場所がないなら、シート下設置タイプがおすすめです。シート下なら荷物を積むスペースを邪魔しませんし、そこそこのサイズの車載アンプが設置できます。

後部座席に乗った人の邪魔にもならないので、大きめのアンプで設置場所に迷ったらシート下がおすすめです。ただし、車種によってはアンプを設置するほどのスペースがない場合もあります。

トランクスペースやラゲッジルームに設置するリアカーゴタイプなら、大きめのアンプが設置できます。しかし、リアカーゴタイプのアンプを搭載すると、荷物を置くスペースが限られてしまいます。また、アンプは電化製品で衝撃に強くないため、荷物を載せる際は慎重に行いましょう。

ユニットタイプはアンプの他に、サブウーファーボックスやスピーカーを搭載する必要があります。大音量で重低音を響かせて音楽を聴けますが、広いスペースが必要です。車内で聴く音にこだわりたいならユニットタイプがおすすめです。

ユニットタイプは大きなスペースが必要なため、車両のトランクルームに設置するのが一般的です。

メーカーで選ぶのも一つの方法です。中華製の車載アンプのメーカーとして有名なものに、LepyとTOPPINGがあります。それぞれの特徴を紹介します。

Lepyの車載アンプはリーズナブルな価格ながら、コンパクトで持ち運びやすいものや音のボリュームや高低が段階的に調整できるものなど、コスパの高い商品が多くあります。気になった方は、ぜひチェックしてみましょう。

TOPPINGの車載アンプには、パワフルな出力が売りのPA3 HiFi パワーアンプをはじめとした数々の商品があります。このアンプは、端子類が背面パネルに組み込まれており、見た目がスマートなのも特長です。他にも、ロングセラーのTP60など、魅力の商品がそろっています。

アンプは製品を開けて中身を改造するため、ドライバーが付属していることがあります。それにより、アンプのオペアンプを差し替えて音質差を楽しむことが可能です。また、コンデンサーやトランジスタを交換することもできます。

交換用の部品は秋葉原やネットショップで購入しましょう。そして、アンプの改造をするなら、事前知識を仕入れて安いアンプで何回か改造の経験を積むことをおすすめします。価格がリーズナブルな中華アンプは経験を積むのに向いているアンプです。

玄人も中華デジタルアンプを自分好みに改造して楽しんでいます。必要な材料や道具をそろえて、自分好みにカスタマイズしましょう。

中華製のアンプはデジタルアンプで省電力なので、車載するときにバッテリーにも優しいのが大きなメリットです。音質はクリアな製品が多く、明瞭で解像度の高い音楽を楽しめます。しっかりと口コミを見て選べば高い音質の製品をリーズナブルに手に入れられます。