パイオニアの電話機おすすめ10選｜撤退した？故障の際の問い合わせ先も

スマホや携帯電話の需要が高まっている現代でも、確実な連絡手段として一家に1台置いておきたいのが固定電話機。オーディオ機器やヘッドホンなどの音響機器で有名な「パイオニア(Pioneer)」からも人気の電話機が販売されています。

パイオニアの電話機の魅力は、シンプルながらデザインがおしゃれで使いやすいところ。親機がコードレスになったモデルが多くスッキリと使え、迷惑電話対策機能も備わっています。高齢者でも使いやすい音声増幅調節機能が充実しています。

この記事では、パイオニアの電話機の性能と選び方やおすすめのモデル、そして電話機事業からの撤退情報についてや故障時の問い合わせ先といった対処法まで網羅した情報をご紹介します。ご検討の方はぜひ参考に自分好みの機種を選んでください。

パイオニアの電話機は高齢者に嬉しい機能が備わっています。親機・子機ともに液晶画面が大きいモデルが多く、電話番号や電話帳が見やすくなっています。液晶画面が小さいモデルでも、大きくくっきりとした文字で番号が表示されるのが魅力です。

また、パイオニアの集音器の独自技術で、高音を強調し相手の声が聞き取りやすい「はっきり大音量」機能が搭載されたモデルもあります。ボタンを押すだけで簡単に音量を調整できます。

固定電話に欠かせないのが迷惑電話対策機能。特に一人暮らしの方や高齢者のみの家庭には、備えておきたいところです。パイオニアの電話機には、どのような対策がされているのかを見ていきましょう。

パイオニアの電話機の代表的な迷惑電話対策機能は「おまかせガード」です。着信音を鳴らす前に相手に「通話を録音します」というメッセージを流し、電話に出ると自動で録音を開始します。ナンバーディスプレイに加入していると、着信時には専用の呼び出し音で喚起のメッセージを流してくれるので、より慎重対応ができます。

「あんしんランプ」は、電話帳に登録してある番号からの着信時に、受話器のランプが緑色に点滅する機能です。よく連絡する番号を登録しておけば、知人からの電話かそれ以外の電話かが一目で分かります。あんしんランプ機能を使うには、ナンバーディスプレイへの加入が必要になります。

「まかせて応答」は、着信時に相手に自動メッセージを流す機能です。「お名前をおっしゃってください」というメッセージで、相手が名前と用件を言ってから受話器を取ることができます。勧誘など出たくない相手だった場合は、そのままお断りメッセージを流して切ることも可能です。勧誘等を断るのが苦手な方におすすめです。

パイオニアの電話機は、一見電話機と分からないようなおしゃれなデザインが魅力です。受話器がリバーシブルでボタン面を見えないように設置できたり、カラフルなカラーやシックなカラーのモデルも揃っています。インテリアになじみやすいので、生活感を出さずに電話機を置きたい方におすすめです。

パイオニアの電話機は、モデルによって子機が1台～3台まで付属していますが、さらに子機を増設することができます。それぞれのモデルに対応した子機を購入すると増設でき、後から子機を増やしたくなった場合でも買い足しが可能です。子機用の交換用電池も販売しているので、電池の寿命がきても長く愛用できます。

「親機コードレス」タイプは、子機だけでなく親機の受話器もコードレスになったモデルです。わずらわしいコードがないのでスッキリと使用できます。親機の受話器だけを持って別室に移動したり、作業をしながら通話したりできます。

また、親機コードレスタイプはおしゃれなデザインのモデルが多く、インテリアにこだわりたい方にもおすすめです。

「セミコードレス」タイプは、親機が有線で子機がコードレスになった、一般的なタイプの電話機です。パイオニアの電話機の中でも最もラインナップが多いタイプで、使いたい機能に合わせて幅広く選べます。

「知り合い専用」として使用できるモデルや「はっきり大音量」を搭載したモデルなど、搭載機能によって価格も異なります。

「シンプルテレポン」は、有線タイプの親機のみのモデルです。シンプル機能で使いやすく、その分価格も数千円とリーズナブルになっています。販売されている機種の数は少ないものの、人気が高いモデルが揃っています。

多くの機能が不要という方や、スマホや携帯電話がメインで固定電話の使用頻度が少ない、という家庭に特におすすめです。

勧誘電話や押し売り、オレオレ詐欺や給付金詐欺などの迷惑電話のターゲットになりやすいのが固定電話番号。特に、女性の一人暮らしや高齢者のみの家庭に付けておきたいのが「迷惑電話防止機能」です。

パイオニアの電話機には、着信時に警告メッセージを流し自動録音を開始する「おまかせガード」や、相手が名乗ってから応答できる「まかせて応答」などの機能が搭載されています。電話帳に登録した番号からの着信しか受け付けないモデルもあるので、しっかり対策しておきましょう。

「ワンタッチダイヤル」は、あらかじめ電話機によく使う番号を登録しておくことで、ワンタッチで電話を掛けることができます。頻繁に電話を掛ける家族や職場などの番号を登録しておくと、急いでいるときでも直ぐに発信できます。親機・子機で番号登録できる件数は異なります。

落雷や台風などの災害時に停電してしまったときに活用できるのが「停電通話」機能です。停電時でも電話を掛けたり受けたりすることができ、連続通話が約2～5時間、約10時間もの連続待ち受けが可能なモデルもあります。災害時で助けを求めたい時や、家族の安否が心配なときにも役立ち、離れて暮らす家族と安心して連絡が取れます。

パイオニアの電話機は、ドアホン対応モデルも販売されています。別売りのドアホンとドアホンターミナルボックスを電話機に接続することで使用できます。別途ドアホン用の受話器を購入する必要が無く、手軽に設置できるのが魅力です。引っ越しや買い替えでドアホンが必要な方は検討してみましょう。

パイオニアの電話機はほとんどのモデルがナンバーディスプレイに対応しています。ナンバーディスプレイを契約することで、着信時に相手の電話番号を表示します。

ナンバーディスプレイに加入していると、電話の呼び出し音の鳴り分けや、非通知電話からの着信には受話器を取らず自動でメッセージで対応できる機能も使用できます。出たくない番号を登録しておくと、自動メッセージを流し着信拒否にすることも可能です。

2015年3月にパイオニアのホームAV事業及び、電話機・ヘッドフォン事業をオンキヨーへ事業譲渡しオンキヨーの完全子会社化となりました。一部の商品を除いて引き続きパイオニアの店舗で電話機などは購入できるようなので検討中の方は型番等を事前に確認してください。

電話が発信できない・着信できない、など故障と思われるような症状がでたときは、まずは説明書の「故障かな？と思ったら」の項目を確認しましょう。パイオニアのホームページの「よくある質問」のページを見てみるのもおすすめです。

それでも解決しない場合は、お客様相談窓口に問い合わせをしてみましょう。電話機を修理に出すには、販売店に持っていくか、パイオニアに直接電話かメールで修理依頼をする必要があります。

【パイオニアお客様相談窓口】050-3388-6818　受付9：30～18：00（平日のみ）

パイオニアの電話機は、シンプルながらもおしゃれなデザインのモデルが多く、迷惑電話対策機能や高齢者にも使いやすい機能が搭載されています。お気に入りの製品を見付けて、自宅通話を安心して楽しみましょう。