【音質重視】カーオーディオおすすめ21選｜価格やイエローハットの取付工賃も

カーオーディオで特に需要が高まっている機能といえばBluetoothです。Bluetoothがあれば、iPhoneやAndroid等のスマホからワイヤレス接続で音楽の再生ができるので便利に使えます。普段スマホで音楽を聴いている人には特におすすめの機能といえるでしょう。

Bluetoothは最近のカーオーディオの大部分に備えられている機能ですが、買う前に確認しておきたいのがBluetoothのバージョン。バージョンが後になるほど高速通信が可能で、現在のカーオーディオでの主流はBluetooth4.0以上です。

カーオーディオと、スマホ等の接続したい機器のBluetoothのバージョンが合っているかどうかを事前に確認しておきましょう。たとえば、ワイヤレス接続を使えばバッグにスマホを入れたまま再生ができるなど、操作の柔軟性が高く何かと便利です。

USBやSDカードに対応したカーオーディオも人気です。USBメモリやSDカード内に保存した音楽ファイルを直接再生できるので、PCから保存した音楽ファイルをカーオーディオでも活用しやすく、持ち運びにも便利です。

普段、USBに対応したポータブル音楽プレーヤーで音楽を聴いている方にもおすすめです。カーオーディオにつなげるだけで、お気に入りの曲を車でもすぐ聴けるのは手軽でいいですね。カーオーディオ選びは、手持ちの音楽が活用できるタイプが理想的です。

製品選びの際には、カーオーディオが対応している音楽ファイルの形式を確認し、普段利用しているファイル形式に対応しているかどうかを確認しておきましょう。USB接続のみハイレゾ(高音質)の音楽ファイルに対応している機種もありますよ。

今まで集めてきたCDや、好きな曲を集めて作成したCD-Rを聴きたい方は多いはずです。お気に入りの曲を自宅だけでなく車でも聴けると、運転や移動時の気分も上がりますね。そんなあなたにはCDスロットのあるカーオーディオをおすすめします。

実はBluetooth機能の浸透とともにCDスロットのあるカーオーディオ製品が減少しています。あって当たり前のもの、というイメージは捨てて、しっかり確認してから購入することをおすすめします。

市販のCD音源だけでなく自分で作成したCD-RやCD-RWを聴きたい方は、カーオーディオがCD-R・CD-RWへの対応を明記しているかも確認しましょう。また、曲をかけるとき等に曲名表記をサッと確認するのに助かるCDテキスト機能があれは更に便利です。

AUXは機器どうしを有線接続する端子です。手持ちの音楽機器とカーオーディオをAUXケーブル(ステレオミニプラグケーブル)を使って接続して、音楽機器側で再生した音をカーオーディオを通して聴くことができます。

AUXのいいところは、手持ちの音楽機器の使い勝手をそのまま活かしてカーオーディオで楽しめることです。そして、音楽用のケーブルで有線接続をすることで高音質の音楽が楽しめることも大きな利点です。

カーオーディオにおけるAUX端子の有無の確認に加えて、手持ちの音楽機器にAUX OUT端子の穴があるかどうかを確認しておきましょう。

続いての選び方はカーオーディオのサイズで選ぶ方法です。車種や車内の状況とカーオーディオ利用のニーズを考えて、使い勝手のいいカーオーディオを選びましょう。

カーオーディオには2種類のサイズがあり、「DIN(ディン)」というドイツで定められた規格を使って表します。1つ目のサイズは1DINで、横(幅)178mm、縦(高さ)50mmの細長くコンパクトなサイズです。

1DINはダッシュボードのオーディオ用スペースの半分を占めるサイズで、音楽の再生に特化したタイプが主流です。CD・DVDのスロットや再生・停止等のボタン、ボリューム調節のつまみなどが、使い勝手がいいように工夫して配置されています。

細長い1DINは従来、大きなディスプレイを持たない点が特徴でしたが、最近では1DINでありながらも大きなディスプレイを搭載したり、スマホのディスプレイと連携する商品もあります。また、需要の高まりに応じてBluetooth対応の機種も増えています。

もう一つのサイズは2DINで、横(幅)178mm、縦(高さ)100mmの大きさです。ダッシュボードのカーオーディオ用スペース全体を占める2DINのカーオーディオには大きなディスプレイで映像が楽しめる製品が多い点が特徴です。

DVD・USB等の映像を再生したり、スマホと連携させて画面表示したりと、ディスプレイがあれば視覚的な機能がぐんと充実します。タッチパネルが利用できる機種もあり、感覚的に操作できて人気です。

映像を観るというニーズがある場合は2DINのカーオーディオを中心に探す場合が多いといえますが、車種や車内状況により2DINが使えない場合もあるので事前に確認しておくことをおすすめします。

ハイレゾとはHigh-Resolution Audio(高解像度の音楽)の略で、CDより高音質の音楽である、という意味です。具体的には、ハイレゾの音源はCDの音質に比べて約3倍を上回る高品質だといわれています。

音質にこだわる人には、このハイレゾに対応したカーオーディオがおすすめ。WAVやFLACがハイレゾ音源の種類にあたりますが、特に注目してほしいのはBluetooth接続でハイレゾ音源が再生できるLDACへの対応です。

Bluetooth接続を利用していい音質の音楽を聴きたい場合はLDACが利用できる機種をおすすめします。また、USB接続のみハイレゾに対応している場合もあるので、ハイレゾ対応の種類と条件を確認しておきましょう。

次にご紹介するのは、カーオーディオにプラスする便利な機能がある機種を選ぶ方法です。車内での過ごし方や機能の必要性に応じてご検討ください。

「カーナビは持っていないけれど、買うほどではない、でもあると便利」というあなたにおすすめしたいのが、スマホのナビ機能に対応したカーオーディオです。本格的なカーナビを購入するよりも費用を抑えられる点も嬉しいポイントです。

現在は、iPhoneをApple CarPlay、またはAndroid Autoを利用してカーオーディオのディスプレイにナビアプリを表示させる方法が主流です。音声による目的地設定等もできる機種もあり便利です。

スマホを連携することで、カーナビはもちろん、他の機能や対応アプリを車内でより安全に使えます。ナビ機能が気になる方は、Apple CarPlayや Android Autoの機能全体を把握して購入を検討することをおすすめします。

車内で電話をすることが多い場合におすすめしたいのがハンズフリー機能です。運転の視野を変えずに、車内での電話がより安全にできます。

ハンズフリー機能のあるカーオーディオを選ぶときに注目したいのが、附属のマイクの質や形状と設置方法、音楽再生から通話へ切り替える流れ、操作性、そして、接続が可能な電話の台数です。ニーズとお好みに応じて検討してください。

ハンズフリー機能を搭載したカーオーディオだけでなく、上記のナビ機能でも紹介したApple CarPlayやAndroid Autoの機能によりハンズフリー通話ができる機種もあるので比較検討してみてください。

カーオーディオは、シンプルな機能に限定した安価な商品から、多機能で音質やディスプレイにこだわった商品まで価格帯に大きな開きがあります。カーオーディオは安いもので7,000円前後から購入できます。予算に応じて選ぶのはもちろん必要ですが、ニーズを明確にすることはさらに大切です。

車内が無音だと寂しいからとりあえず音楽がかかっていればいいというニーズなのか、手持ちの音楽を有効活用したいのか、音質にこだわるのか、映像を観たいのか…カーオーディオに求めることに応じて譲れない部分や妥協できる部分が見えてくるはずです。

現在のニーズはもちろんですが、将来のニーズによっても製品と価格帯が変わってくる可能性があります。たとえば、結婚をしたときや子供が乗るようになるときなど、そのときに買い換えるより、長く使えるモデルを買う方がお得な場合もあります。

現在のカーオーディオ市場において2強ともいえるメーカーのひとつがJVCケンウッドです。2008年に株式会社ケンウッドと日本ビクター株式会社という2つの大手音響機器メーカーが経営統合することにより、株式会社JVCケンウッドが生まれました。

カーオーディオは1DIN・2DINともに種類が豊富で、長年にわたる音響技術の蓄積が活かされた商品は、音質にこだわるユーザーに人気です。音響性能に優れたカーナビ製品も多く発売しています。

ケンウッドの商品展開の特徴は、幅広いメディアに対応した商品が多いことと、使い勝手の良さを追求したボタンなどの配置です。既存の音源やDVD等を活用したい方、車内での機器操作をできるだけ効率的にしたい方に注目してほしいブランドです。

パイオニアは、カーオーディオブランド「カロッツェリア(carrozzeria)」を展開しているメーカーです。良質なスピーカーやアンプに強みを持ち、リーズナブルなものから高品質モデルまでさまざまなニーズに応える製品をラインナップしています。

近年の製品の特徴としては、スマホ連携機能の充実と、今までの常識を変えたディスプレイの商品展開です。1DINでもスマホをディスプレイの代わりに使える機種や、フローティング機能により2DINの枠を超えた大画面ディスプレイオーディオを実現する機種もあります。

クラリオンは日本で初めてカーラジオやカーステレオを販売した老舗メーカーです。メーカーのキャンペーンガールであり芸能人の登竜門ともなっていたクラリオンガールを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

カーオーディオの草分けから担ってきたその技術は信頼性が高く、良質なカーオーディオメーカーとして人気です。自動車メーカーの純正カーオーディオをはじめ、バスなどの音響設備もクラリオンの製品が多く使われています。

製品の特徴としては、機械の操作性のみならず、Bluetoothの接続台数やハンドルリモコン等、さまざまな視点での使い勝手の良さです。市販商品のラインナップはパイオニア・ケンウッドよりは少なめですが、品質の信頼性は間違いありません。

カーオディオに詳しい方の間では有名なFOCAL。車載用スピーカーのシンボルとも言われています。そんなFOCALでおすすめなのが、「Utopia Be ULTIMA」です。最高峰の車載用スピーカーと評判ですので、気になる方はぜひ検討してみてください。

イエローハットは全国チェーンのカー用品専門店です。多彩なラインナップのカーオーディオが陳列されているコーナーは見ているだけでもワクワクしますが、実際に見て触って、音質を聴いて選ぶことは実店舗ならではの良さがあります。

イエローハットでは、カーオーディオの取付サービス・スピーカー取付サービスが利用できます。カーオーディオを買って、すぐ使えるところまで一つの店舗でできるのが嬉しいですね。

自分の車の車種や状態をスタッフさんに相談して商品を検討できるのも大きなメリットです。商品の機能や取付について、わからないことがあれば相談してみることをおすすめします。

オートバックスは日本で初めてできたカー用品専門店です。元々は大阪の会社から始まり、全国にチェーンを展開しています。オートバックスやスーパーオートバックス等、規模や業態の異なる店舗があります。

カーオーディオに関してオートバックスの特徴といえば、オンラインショップでカーオーディオが購入できることです。店舗受取・宅配から選ぶことができ、それぞれの納期の目安や取付工事が可能かもわかりやすく記載されています。

もちろん、オートバックス店舗での購入や取付工事も可能です。オンラインショップもあるので、事前に商品情報を下見して納期等を確認してから店舗に相談に行くのも効率的でおすすめです。

お気に入りのカーオーディオがなかなか見つからなくて困っている方はいませんか？そんな方はオートバックスのようなカーショップよりも、チューニングや設置ができるカーオーディオ専門店に行ってみてください。専門性が高く商品知識豊富なスタッフがいるので、適切なアドバイスを受けられます。

カーオーディオにお金をかけて、更に工賃をかけるのは金銭的に避けたいという方も、車内環境を自分で楽しく整えたい方にもおすすめなのが、カーオーディオを自分で設置する方法です。オーディオユニットの接続は意外とシンプルな作業です。

注意点としては、車のパーツや既存の配線を傷つけないよう慎重に作業し、必要に応じて養生テープなどで保護すること、安全のためにバッテリーの電流を止めておくこと、車種の規格に合わない機種の無理な取り付けは避けることなどが挙げられます。

また、オーディオユニットの取付はシンプルでも、スピーカーの取付は複雑で難しい場合があります。少しでも不安な場合はスピーカーだけでもプロに設置をお願いするのも選択肢の1つとして考えてみてください。

ここでは、カーオーディオ購入の際に合わせて買っておきたい商品をご紹介します。より快適なカーライフにつながるおすすめアイテムです。

カーオーディオの音質をもっと充実したものにさせたいなら、スピーカーを購入してみるのがおすすめです。カーオーディオの良さがさらに発揮されたり、より好みに近い音環境が実現できます。

自動車には自動車メーカーの純正のスピーカーが付いているのが一般的ですが、良質ではあっても、音にこだわるというよりは、その車に合ったシンプルで使いやすいものとなっています。音にこだわるなら純正スピーカーから交換する方法も有効です。

選び方としては、カーオーディオのメーカーに揃えるのがもちろん相性がいいとは言えますが、実際に店舗で音を聞いてみて好みに合う音のスピーカーを選ぶのが一番です。お店の人に相談しながら、あなたにとってベストなスピーカーを選んでください。

アンプとは、オーディオプレーヤーの電気信号をスピーカーで再現できるように増幅させる機械のことです。カーオーディオにはアンプが搭載されていますが、ここでお話しているパワーアンプは外部接続するもう一つのアンプです。

パワーアンプは、カーオーディオの内臓アンプから受け取った電気信号をさらに増幅し、内臓アンプだけでは再現しづらかった音をスピーカーで再現できるようにします。パワーアンプを介することで音の再現性・立体感等がアップし、音の厚みが増します。

カーオーディオはどうしても運転の雑音とともに聴くものになってしまうからこそ、カーオーディオにパワーアンプをプラスしてよりいい音を出すことが体感的な違いをもたらします。音質にこだわる方ならぜひプラスしたいアイテムです。

イエローハットでカーオーディオを取り付ける時の価格は作業工賃で約6,600円です。作業時間は30分ほどなので、そこまで時間かかりません。しかし、店舗によって作業工賃と時間は異なる点を把握しておいてください。

今回はカーオーディオの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。価格帯も機能もさまざまな商品があってどれを購入するか迷いますが、その答えは自分のニーズを明確にすることで導き出せます。自分に合ったカーオーディオで快適なドライブを楽しんでください。