【2024】CDプレーヤーのおすすめ17選｜音質重視・高音質モデルやポータブルも

近年はスマホで簡単に音楽を聴けるようになり、ダウンロード音源も増えてCDプレーヤーの需要は落ちています。しかしCDでないと聴けない音楽も多く、ネットに接続する必要がないなどCDプレーヤーの方が便利な点もあります。

語学学習の教材もCDを利用したものが多く、語学学習にポータブルCDプレーヤーを愛用する方も多いです。しかし、CDプレーヤーは壁掛けタイプ・据え置きタイプ・コンポなどがあり、価格も安いエントリーモデルから、高音質を追求したハイエンドモデルまで販売されているのでどれを選ぶか難しいですよね。

そこでこの記事では、CDプレーヤーの選び方と合わせておすすめ商品をご紹介します。コンパクトなものや音質重視のもの、Bluetooth機能搭載の商品もご紹介するので、ぜひCDプレイヤー選びの参考にしてください。

ポータブルタイプは、携帯して利用するタイプのCDプレーヤーです。持ち運んで利用するので、CDプレーヤーとしてサイズが最も小さくなっています。ただし、スマホやMP3プレイヤーと比べると大柄になってしまいます。屋外で利用しやすいように、電源は乾電池や内臓バッテリーの場合が多いです。

ポータブルタイプは、イヤホンなどを接続して聴くようにできているものが多くなっています。また、ワイヤレス接続できないものがほとんどです。ライン出力が付いたものなら、外部スピーカーやアンプと接続して高音質で聞けます。

持ち運んで利用すると、振動で音飛びが起こりやすいデメリットがあります。動きながらの利用が多い方は、音飛び防止機能を搭載したものがおすすめです。

コンポタイプのCDプレーヤーであれば、スピーカーとケーブル接続をしなくてもCDプレーヤーとスピーカーが一体になっているので便利です。CDだけでなく、ラジオを聴いたりBluetooth接続をできたりと幅広い用途で使用できます。

CDプレーヤーが必要であるけれど、せっかくならスマホと接続して音楽の再生をしたり、音楽ストリーミングサービスの利用をしたりなど、多機能な使い方をしたい方におすすめです。また、据え置き型ではあるものの、大きさや重量に関しては室内の移動や持ち運びであれば問題ありません。

室内のみで利用するタイプはサイズが大きなものが多くなりますが、場所を取りたくないなら壁掛けタイプのCDプレーヤーがおすすめです。壁に掛けて使用するので薄型が多く、省スペースでも使いやすくなっています。

デザインもシンプルで、部屋のインテリアとして使いやすいCDプレーヤーが多いです。スピーカーを内蔵したコンポタイプの一種なので、アンプやスピーカーと接続しなくても使えます。

運びやすさ・省スペースではなく、音質にこだわったハイエンドモデルのCDプレーヤーが欲しいならCDレシーバーがおすすめです。サイズは大きいですが、DAC・ドライブメカ・アナログ回路・電源部・筐体など細かなパーツまで計算して高音質になるように作られています。重低音を楽しみたい人にも向いています。

アンプ・スピーカーは搭載されていないので、自分で用意する必要があります。アンプ・スピーカーを接続する分、設置スペースが広くなるので注意が必要です。機能的にはCD再生だけ・ハイレゾやSACDに対応したもの・ネットワーク入力やUSB接続に対応したものなどがあります。

CDプレーヤーは、再生可能な周波数があらかじめ決まっています。再生可能な最低音から最高音までの範囲を表すのが周波数特性です。周波数特性の広いモデルほど、音を忠実に再現できるので高音質なCDプレーヤーであると言えます。

一般的なCDは、普通の人が聴きとれる20Hzから20kHzの範囲の周波数特性で収録されています。周波数特性の広いCDプレーヤーは、50kHz以上まで出力できるものもあります。高音質にこだわるなら、周波数特性の広いCDプレーヤーがおすすめです。

その場で音楽を聴いているような臨場感を味わいたいなら、ハイレゾに対応したCDプレーヤーがおすすめです。ハイレゾ音源は40kHz以上の高音域まで再生可能で、人間が耳で聴き取れない空気の振動まで再現できるといわれています。

一般的なCDに収録できない周波数の音は、普通の人の耳では音として聴き取れないと言われています。しかし、空気の振動などは臨場感として感じ取れます。ハイレゾ音源に対応したCDプレーヤーなら、空気の振動まで再現が可能です。

借りてきたCDなどをコピーして利用したい場合は、CD-RやCD-RWなどリッピングできるCDに対応したCDプレーヤーを選びましょう。CD-RやCD-RWはリッピングしてデータを書き込めるので、オリジナルのCDなどが作成できます。

CD-RとCD-RWは、見た目は市販のCDとほとんど変わりません。ただし、CD-RとCD-RWと対応したCDプレーヤーでないと、記録したデータの種類に関係なく再生できません。CD-R・CD-RWに対応したCDプレーヤーを選ぶのが大切です。

MP3はPCやレコーダーで作成できる音源のフォーマットで、パソコンやスマホなどで利用するためのデータです。MP3の音源を収録したCDも一般的なCDプレーヤーでは再生できません。MP3音源を再生したいなら、対応したCDプレーヤーを選ぶ必要があります。

自分でMP3の音源を収録したCDを作成しない場合でも、英語の教材でMP3の音源を収録したCDが付属している場合も珍しくありません。語学の学習をする場合も、MP3に対応したCDプレーヤーか確認した方がいいです。

コードレスでイヤホンやスピーカーなどと接続したいなら、Bluetooth機能を搭載したCDプレーヤーがおすすめです。有線接続だとコードが絡んだりして煩わしいですが、Bluetooth接続ならそんな心配はありません。

Bluetooth受信に対応したCDプレーヤーなら、スマホや他のオーディオプレーヤーの音楽を受信しての再生も可能です。無線接続は有線より音が途切れやすいですが、最近は性能が良くなっているので安定して利用できます。

CDプレーヤーを語学学習に使いたいなら、再生スピード調整機能は必須の機能です。再生スピードを自分に実力に合わせられ、速いスピードに慣れると普通の音声がゆっくり聞こえる効果も期待できます。学習スピードも速くなるので、隙間時間でも学習しやすいです。

スピードを変えられるとカラオケの練習にも使いやすく、録音した音声の再生スピードを速めて時間を節約できます。再生スピード調整機能は機器ごとに調整できる範囲が異なるので、購入前にチェックしておきましょう。

CDプレーヤーを持ち運ぶと音飛びが起きやすいので、音飛び防止機能がついたものがおすすめです。CDプレーヤーが揺れるとデジタル情報の読み取り不良が発生しやすくなります。そのため、持ち運んで使うと音飛びが起こりやすいです。

音飛び防止機能は、CDのデジタル信号を先に読み取る機能です。読み取り不良が起きても、事前に読み取ったデジタル信号でカバーするので音飛びが防げます。　先読みできる秒数が長いほど音飛びを防ぐ性能が高いです。

ポータブルタイプを選ぶなら、音飛び防止機能はチェックしましょう。

長時間音楽を楽しみたいなら、音楽を繰り返しで再生するリピート機能付きのCDプレーヤーがおすすめです。長時間同じCDを聞きたい場合、音楽が終わったら再生しなおすのは手間がかかります。リピート機能があれば、自動で繰り返し再生ができます。

リピート機能も最初から最後まで繰り返すものから、指定された範囲を繰り返し再生するなどCDプレーヤーによって機能はさまざまです。指定された範囲を繰り返すリピート機能は、語学学習にも便利です。

CDプレーヤーは、おしゃれなデザインのものが数多く販売されています。素材も金属や樹脂製、木製などさまざまなもので作られています。素材の質感を活かしたデザインのCDプレーヤーも多いです。

テイストも高級感のあるもの、スタイリッシュなもの、レトロ・アンティーク調・ポップでカラフルなものなど幅広いです。自分の好みに合ったおしゃれなデザインのCDプレーヤーを選んで楽しめます。

CDプレーヤーは価格帯が非常に広いです。安いものは数千円程度のものから購入可能で、数万円から数十万円するものまであります。低価格なものは機能がシンプルで、高いものになるほどハイエンドマシンなどの高音質で多機能なタイプになる傾向にあります。

CDプレーヤーにかけられる予算は異なると思うので、自分の予算に合わせてCDプレーヤーを選びましょう。必要な機能を絞り込めば低価格でも、コスパのいいCDプレーヤーが見つかりやすくなります。

外部スピーカーやアンプと接続して高音質の音楽を楽しみたいなら、出力端子をチェックしましょう。CDプレーヤーはアナログ端子（RCA端子）を搭載していますが、デジタル出力端子を搭載したモデルもあります。

接続したいオーディオ機器がある場合は、対応した出力端子を搭載したCDプレーヤーを選びましょう。デジタル出力端子は複数の種類があり、端子が船型と丸型の光デジタル出力端子と同軸ケーブルを使ったデジタル出力端子などがあります。

世界的に有名な家電メーカーのソニーは、ポータブルCDプレーヤーのメーカーとしても高い評価を受けています。ソニーはCD規格開発の開発にも参加しており、世界初のポータブルプレーヤーを発売したメーカーでもあります。

ポータブルカセットテーププレーヤーのウォークマンを開発したものもソニーで、小型軽量化の技術では定評があります。自社開発のDACなどを使用するなど技術が高く、ソニーのCDプレーヤーは音飛びに強いと言われています。

東芝は、CDプレーヤーの販売に力を入れているメーカーです。元々音楽ブランドを手がけていたので、音響機器に関しては高い技術力があります。高品質ながらリーズナブルな価格帯のCDプレーヤーを多く販売しているのが特徴です。

再生スピードを調整する機能が優秀なCDプレーヤーを販売しており、語学学習用で高い評価を受けています。ステレオをスピーカーを搭載したポータブルCDプレーヤーもあり、音楽鑑賞をするにも適しています。

日本の家電メーカーとして代表的なパナソニックは、テクニクス（Technics）という高級オーディオ専門のブランドを展開しています。オーディオ部門にもかなり力を入れており、ゲーミングネックスピーカーなども有名です。

CDプレーヤーについてはコンポタイプの製品が多く発売しているので、コンポタイプを検討している場合は、ぜひ候補に入れるべきメーカーです。コンパクトな製品でも音質や性能にはしっかりこだわっています。

ヤマハは、1969年にピアノの生産台数世界一を達成した世界最大の総合楽器メーカーです。音響機器のメーカーとしても、業務用のものやホームシアターシステムなど幅広い機器を販売しています。CDプレーヤーは、幅広い価格帯のモデルを扱っています。

CDを聴くだけでなくiPodなどとデジタル接続ができるなど、最新の機能を搭載したCDプレーヤーを多く販売しています。最新機能を搭載したCDプレーヤーが欲しい方におすすめのメーカーです。

デノンは日本で唯一の録音機製造会社として1910年に設立されたオーディオ機器のメーカーです。スピーカーやアンプなど幅広い機器を扱っており、老舗の高級オーディオ機器のメーカーとして世界的に高い評価を受けています。

CDプレーヤーが中心なのでスピーカーやアンプが別に必要ですが、高音質なCDプレーヤーが欲しいならおすすめのメーカーです。CD音源をより高音質で聴けるモデルやハイレゾ音源に対応したモデルなどがあります。

マランツはアメリカに本社がある音響機器のブランドになります。世界初のCDプレーヤーを開発したメーカーで、現在もハイファイアンプやスーパーオーディオCDプレイヤーなどを世に送り出していてとても人気です。

音質のクオリティがよく、さまざまな音源に対応しているので、CDで音楽を楽しむのにおすすめのメーカーになります。

一般的なCD音源とハイレゾ音源の違いは、音の再現性にあります。CD音源とハイレゾ音源は、どちらもコンピュータで記録したデジタル音源です。実際の音を完璧に記録するのは不可能なので、一部の音は再現できなくなります。

CD音源は、一般的に人間の耳で聴きとれる範囲の音しか記録されません。ハイレゾ音源は記録される情報量がCD音源より多いので、音の表現領域が広いです。音の奥行や繊細さも変わってきますし、実際にライブを聴いているような空気感も感じられます。

ハイレゾ音源以外の高音質なフォーマットとして、SACDがあります。ハイレゾよりSACDの方が高音質と言われていましたが、最近はSACD並みの音質のハイレゾ音源が増えています。より、原音に近い音質の音楽を楽しみたい方にハイレゾ音源はおすすめです。

空き時間などに語学学習するなら、ポータブルCDプレーヤーがおすすめです。ポータブルCDプレーヤーなら、どこでも簡単に持ち運んで音声を聴けます。バスや電車などの移動時間でも、すぐに語学学習の開始が可能です。

ポータブルCDプレーヤーは音質はあまり良くありませんが、英語学習するためにはデメリットにはなりません。ストレスなく聴きとれる音質のものなら十分です。スマホと違って余分な機能がないので、語学学習に集中しやすいメリットもあります。

聞き取った音声を書き取るディクテーションにも使えるので、ライティングの練習にもなります。1万円前後で語学学習に使うには十分な機能を持ったものが購入できるので、コスパもいいです。

CDプレーヤーの選び方やおすすめランキングをまとめました。CDプレーヤーは音楽鑑賞だけでなく、語学学習にも使いやすく、高音質なものや持ち運びに便利なものなどがあります。今回の記事を参考にして、お気に入りのCDプレーヤーを見つけてください。