コンデジ対応のワイコンをご紹介｜ワイコンとは？後付けできる広角レンズ？

ワイコンとはワイドコンバージョンレンズのことで、より画角を広げるために使われるコンバージョンレンズとなります。コンデジではレンズを付け替えることはできませんが、コンバーターレンズを取り付けることで、より広角な画角で撮影することが可能です。

新しいデジカメを購入する金額に比べると、価格が安く出費を抑えられます。一方で、純正の広角レンズに比べると写真の隅が黒くなったり、歪曲が強まるなど画質の劣化が見られるというデメリットもあります。

それなりの写りで手軽に広角撮影を楽しみたい方には、ワイコンがおすすめです。より本格的に広角撮影がしたい方は、下記の記事をご覧ください。

ワイドコンバージョンレンズは、名前通り通常の状態よりもさらに広角になるコンバージョンレンズです。焦点距離を0.4から0.8倍程度にする働きがあります。ただし、ワイドコンバージョンレンズを使って広角にすると、画像の歪みが大きくなるという欠点が生じます。

魚眼コンバージョンレンズとは、視野角を180度以上にできるコンバージョンレンズです。ワイドコンバージョンよりも、さらに広角になります。焦点距離は通常の0.4倍未満となりますが、画像の歪みが非常に大きくなるので純正品以外はおすすめできません。

テレコンバージョンレンズは、望遠レンズにあたります。望遠レンズと聞くと大きく重いイメージがありますが、テレコンバージョンレンズは軽くて扱いやすい点が魅力です。コンデジに付けても負担を感じることなく、遠くにいる被写体が撮影できます。

また、価格は1～3万円ほどのモデルが主流で、一眼レフなどの望遠レンズよりもお手頃な値段で購入できるのも魅力です。

マクロコンバージョンレンズは、マクロ撮影とも呼ばれる「接写」ができるレンズです。マクロレンズは汎用性はありませんが、花や虫をマクロ撮影すると肉眼では気づけなかった模様などの特徴を捉えることができます。しかし、マクロコンバージョンレンズを装着していると、通常の撮影はできない点は気を付けてください。

コンバージョンレンズは取り付け場所が2つあります。カメラのマウント部分に装着するタイプは、一般的に一眼レフ・ミラーレス一眼に装着するタイプです。コンバージョンレンズでも取り付け可能ですが、着脱に手間がかかる点は考慮する必要があります。しかし、どのタイプのレンズでも装着できる点が魅力です。

また、レンズの前部分に装着するタイプは、レンズに被せて使用するタイプです。こちらのタイプはコンデジ・スマホでも使えるものもあり、着脱が楽な点が魅力に挙げられます。しかし、レンズの口径に合わないと使えないため、購入の際はしっかりと確認しましょう。

コンバージョンレンズには互換性があり、一般的には純正のコンバージョンレンズしか取り付けられません。マウントアダプターを使うことで、他社製のコンバージョンレンズも取り付けられるようになるので、さらにチューニングの幅を広げられます。

ここまで、広角撮影ができるワイドコンバーターについて解説しました。ワイドコンバーターを使えばいつもと違った写真を撮ることができ、撮影の幅も広がります。気になる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてワイドコンバーターを使ってみてください。