ペンタックス(PENTAX)のデジタルカメラを解説|リコー買収や歴史についても

ペンタックス(PENTAX)は、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)をかつて製造していました。今回はペンタックスの歴史・リコー買収の経緯・コンデジを製造しない理由などを解説します。ペンタックスの人気コンデジや一眼レフも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2023/08/10 更新

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リコーイメージング

PENTAX MX-1

クラシックなフィルムカメラふうデザインで高性能な光学4倍ズームを内蔵したカメラ

写真家、カメラ評論家

田中希美男

MX-1のいちばんの特長は、開放F値がF1.8~2.5大口径で描写性能にも優れた28~112mm相当の光学4倍ズームレンズを内蔵していることです。ズーム倍率はそれほど高くはないが開放絞り値からシャープで解像感と立体感のある描写をするズームレンズで、イメージセンサーは約1200万画素の1/1.7型、画素数もセンサーサイズも現在主流のコンパクトカメラに比べてやや劣ってはいますが描写に優れたレンズのおかげで画質は見劣りしません。昔のフィルムカメラのようなカメラスタイルでボディ外創に真鍮金属を使っています。とくにブラックモデルは使い込むうちに黒ペイントが剥げてくると独特の良い雰囲気のカメラになってきます。
画素数
1200万画素(有効画素)
撮像素子
1/1.7型CMOS(裏面照射型)
F値
F1.8〜F2.5
光学ズーム
4 倍
シャッタースピード
1/4〜1/2000 秒
撮影感度
通常:ISO100〜12800
連写撮影
4K対応
-
手ブレ補正機構
センサーシフト方式/電子式
Wi-Fi
-
重量
本体:363g総重量:391g
ペンタックス

K-3 Mark III 20-40mmLTDWRレンズキット

小型・軽量・高性能を実現したAPS-Cモデル

K-3 Mark IIIは、APS-C フラッグシップモデルでありながら、小型・軽量を実現したカメラです。視野率100%と、フルサイズ機同等の広い視野角を実現し、ペンタプリズムの反射率向上により明るさを前モデルよりもアップしています。また、ファインダーを使用して撮影すると鼻があたって不便を感じる場合がありますが、K-3 Mark IIIはその点を解消した設計も特徴です。さらに、すべてのレンズで手振れ補正ができる「5軸5.5段ボディ内手ぶれ補正機構 SRII」も嬉しい特徴です。

撮像素子
原色フィルター/CMOS、サイズ:23.3mm×15.5mm
有効画素数
2573万画素
手ぶれ補正
撮像素子シフト方式「SR II」(5軸補正)
ファインダー方式
ペンタプリズムファインダー
使用可能温度
-10℃~40℃
使用可能湿度
85%以下
サイズ
134.5×103.5×73.5mm(本体のみ)
重量
735g (本体のみ)
ペンタックス

K-70 18-135mmWRレンズキット

氷点下の過酷な環境でも使用できる強靭なカメラ

K-70は、防塵・防滴構造が特徴のAPS-Cデジタル一眼レフカメラです。さらに、耐寒性にも優れており、氷点下10度以下の厳しい環境でも安定して使用できます。あらゆる環境・天候でも耐え抜く強靭なボディは、風景・動物写真を撮る方におすすめです。画質においても高性能で、解像力に影響を及ぼすローパスフィルターをなくした設計を採用しているのも特徴です。他にも手ブレ補正機能はもちろん、WiFi機能を搭載している点もおすすめポイントです。

撮像素子
原色フィルター/CMOS、サイズ:23.5mm×15.6mm
有効画素数
2424万画素
手ぶれ補正
撮像素子シフト方式
ファインダー方式
ペンタプリズムファインダー
使用可能温度
-10~40℃
使用可能湿度
85%以下
サイズ
125.5×93.0×74.0mm(本体のみ)
重量
628g (本体のみ)