Bluetoothヘッドセット15選 | 選び方からおすすめメーカーも紹介

ゲームプレイ時の通話やオンラインでの会議などに、ヘッドセットを用いる方は多いでしょう。ヘッドフォンとマイクが一体になっているため、音量の調節が簡単なのが特徴で、わざわざマイクを用意しなくてもいいため人気の商品です。

そんなヘッドセットには有線タイプと無線タイプが存在しますが、有線接続のヘッドセットでは使用できる場所が限られるため、その長所を十分に活かしきれていません。ヘッドセットは無線接続であってこそ、そのメリットを大きく活かすことができます。

運転中の通話だけでなく、ランニング中の音楽鑑賞やもちろん普段使いやバイクのツーリングでも、ケーブルレスの恩恵を感じる機会は多いでしょう。この記事では、中でもBluetooth接続のヘッドセットについて詳しく解説していきます。ケーズデンキなどの家電量販店でも購入できるのでぜひ参考にしてみてください。

ヘッドセットとヘッドフォンの違いは、マイク機能があるかないかです。マイクの開発費がかかるので、同価格帯ならヘッドフォンの方が高品質となっています。そのため、マイク機能がいらないのであれば、ヘッドセットをわざわざ買わなくてもヘッドフォンで十分。

ヘッドセットのメリットは、スマホに接続しておけば電話がかかってきてもそのままハンズフリー通話ができることです。もちろん、ヘッドセットのマイクの質によっては、音が小さかったり音が割れたりもします。そのため、音質重視なのかマイク重視なのかで選ぶ製品が変わってきます。

ヘッドフォンは音楽を聴くことに重点を置いています。一方のヘッドセットは、スカイプでの通話やオンラインゲームでのボイスチャットに使うので、音質だけでなく声が途切れないかなどマイクの性能にもこだわりを持っています。

現在主流となっているBluetooth接続のヘッドセットのメリットは、ハンズフリーで通話ができること。イヤホンジャックに接続するタイプのものだと、コードが邪魔になって運転に集中できないという声も多いです。とはいえ、コードが邪魔だからとマイクをつけていないと、急な通話にも対応できません。

ケーブルレスで通話ができるBluetoothヘッドセットがあれば、手を止めずに通話に対応することができますので、運転をする機会の多い人に人気が高まっています。つけっぱなしでも邪魔にならないも魅力の一つです。

また、日常生活で音楽を聴いてる途中に電話がかかってきても、ヘッドセットならそのまま通話を始めることができます。そして、コードが絡まった！　という煩わしさもないので、イヤホンのようなストレスからも解放されます。

メインで使う場所が室内なのであれば、Bluetoothのバージョンはそこまで気にしなくてもOKです。そもそも、Bluetoothは「繋がりやすさ」の問題なので、音質には関わっていません。現在、ヘッドセットに使われているBluetoothは4.1,4.2,5.0を比べてみました。

Bluetoothの通信速度でよく使われるLEというのは、昔に使われていたクラシックという通信企画よりも低電力消費になった規格のことです。つまり、Bluetoothの進化というのは、音質とは無関係の部分で「接続が途切れない機器」を追求した結果のことといえます。

Bluetoothの規格が最新の方がいいのは確かですが、4.1でも室内なら途切れることはありません。野外用で接続強度を気にするなら、新しい規格にしようという感覚だと思っていただければ大丈夫でしょう。

ここからは、Bluetoothヘッドセットを選ぶ際に気になるポイントについて解説します。形や特徴など、ヘッドセット選ぶときに注意したいポイントを項目別にご紹介していきます。

Bluetoothのヘッドセットは、形が違えば使いやすさなども変わってきます。そこで、ここではヘッドセットの形状別の使いやすさや選ぶときのポイントについて説明していきます。

片耳タイプは、小型軽量設計なのでつけていても邪魔になりません。片耳にだけ取り付けるので、運転時など周りの音を拾いたいときに使えるので、外でも安全に使用できます。

片耳タイプは、音楽を聴くためというよりマイク性能に重点を置いている傾向があります。そのため、音質は最低限のものが多いです。片耳タイプは外の音を消すこともできませんし、なによりも片方しかない状態なので、音質にこだわることが難しいこともあります。

従来のイヤホンに慣れている人でも使いやすいのが、ネックタイプのヘッドセットです。ネック部分にバッテリーがついているので、通勤のみの使用であれば毎日充電しなくてもいいものも多くあります。ネックタイプの最大の魅力は製品幅が広いことです。

性能を追求したものやデザイン重視のものまで幅広く販売されています。そのため、安価なものから高級品まで揃っているので、自分好みのモデルを選ぶことができます。ワイヤレスイヤホンとして認知度が高い形で、ワイヤレスがいいけど両耳は繋がっていないと不安だという人にもおすすめです。

完全分離型のヘッドセットはストレスレスなのが1番の魅力です。しかし、注意しなければいけないのが製品の品質です。価格帯は2000円以下のものから数万円のものまで大変幅があります。

価格が安いモデルは幾分仕方がないかもしれませんが、音質や接続強度などはあまり期待できません。完全分離型で高品質なヘッドセットを購入したいのであれば、それなりの価格になります。さらに他の形状・タイプのものと比較すると、Bluetoothの接続強度は弱い特徴があります。

ワイヤレスで音質を求める人方にはヘッドホン型がおすすめです。近年はマイク付きヘッドホンも増えていまが、その背景には会話しながら行うオンラインゲームのブームがあるようです。

ゲーミングヘッドセットは、通話の品質はもちろんゲーム中の細かな音を拾わなければならないため、良好な音質のタイプが多くなっています。そのため、ヘッドホン型は音楽鑑賞にも向いていますが、周りの音が聞こえなくなるデメリットがあるため外での使用には向いていません。

ワイヤレスタイプなので、室内で部屋を移動して使用するなど一旦ヘッドセットを外さずに用事をこなせることも魅力です。

骨伝導タイプのヘッドセットは、スピーカー部をこめかみに当てて使用します。骨伝導タイプは鼓膜に作用する仕組みではなく、骨を振動させ聴覚神経に作用する方法で音を聴く仕組みです。音質は他のタイプのイヤホンよりもやや劣りますが、耳を塞がずに装着できて耳への影響が少なく、長時間使用しても疲れないメリットがあります。

片耳ではなく両耳で音楽を聴き周囲の音も聴きたい人や、ヘッドセットの閉塞感が苦手・ワイヤレスでコスパのいいモデルを探している人にもおすすめです。

ヘッドセットを買うときに「できるだけ長く再生できるものがいい」と考える人も多いですよね。ヘッドセットのバッテリーサイズ次第で再生時間は変わってきます。しかし、再生時間ばかりに注目して選ぶばずに、充電時間も確認して選ぶことがポイントです。

長時間再生が可能といっても、充電時間が長すぎると充電のたびにストレスになってしまいます。そこで連続再生時間と充電時間のバランスを考えて選ぶことをおすすめします。また、バッテリー容量が大きくなると重量も重くなります。使用時間や持ち運びやすさも考えて選びましょう。

完全分離型を選ぶのであれば、イヤホンのバッテリーはもちろんですが充電ケースの充電容量も忘れずにチェックしましょう。連続再生時間は30時間～3時間とかなりの差があるので、ヘッドセットを使うシーンとよく考えた上で選ぶことが重要です。

ヘッドセットでも高音質にこだわりたい！という場合、対応しているコーデックも確認してから機種を決めましょう。コーデックとは、Bluetooth通信でデータを送るときに使う圧縮規格のことです。

保存した音楽の圧縮形式にヘッドセットが対応していなければ、音質低下の原因になることもありさまざまな不具合が出てきます。コーデック規格がAACやapt-Xなどに対応している商品を選ぶと高画質の音を楽しむことができます。

ヘッドセットにはさまざまな便利機能が搭載されていますが、ランニングなどのスポーツ時に使用する際は、防水機能付きを選ぶと安心です。水や汗に強い設計であれば、急な雨が降っても慌てることもありません。

また、ヘッドセットの中には、専用アプリでイコライザー設定ができるものもあります。イコライザー設定とは、自分好みの音質を設定できる機能のことです。低音強めやバランスよくなどあなた好みの音を作ることができます。事前に、自分の欲しい機能が付いているかを確認して購入するようにしましょう。

ハンズフリータイプのヘッドセットで通話もしたい場合には、会話のしやすさ・声の聞こえやすさなどもチェックしておきたいところです。マイクを使って会話がしやすいモデルは、単一指向性のマイクを搭載したものがおすすめです。単一指向性とは一方向の音のみを拾うヘッドセットです。

また、マイク付きで高性能の音で会話したい人は、周囲の雑音が入りにくい「ノイズキャンセリング機能」を搭載した機種を選びましょう。

ヘッドセットを購入するときにはメーカー別の特徴も知っておくと、より自分に合った商品を選ぶことができます。ここではヘッドセットを製造・販売している代表的なメーカー3社について解説していきます。

SONY(ソニー)は技術が高く世界的に有名な日本の音響機器メーカーです。イヤホンおよびヘッドフォンは、コスパが良く高音質という特徴があり、SONY製のスピーカーのイヤーカップには耳を覆う「密閉型」と「開放型」の2種類があります。

密閉型は遮音性が高く音漏れがしにくく、低音までよく聴こえるという特徴があります。一方、開放型はメッシュなどが使われていて密閉されておらず、音が外側に向かって抜けるのが特徴です。音の広がりと高音を良く感じられる上、つけ心地が比較的軽いのが開放型です。

jabraは創業から150年以上の歴史があるデンマークのメーカーです。製品の種類が多く日常の多くのシーンに対応する物作りをしています。jabraのイヤホンは快適性とフィット感が魅力です。多くの動作にも対応し、人間工学に基づいたデザインのヘッドセットも販売しています。さまざまな形状の人間の耳の形にフィットする製品を製造していることでも人気です。

プラントロニクスは1961年創立のアメリカの世界的な音響機器のトップメーカーです。NASAがヘッドセットの開発協力に加わり、人類初の月面着陸をしたときにも使用されたことで有名です。ヘッドセットは通信やバッテリーなどの面で高性能という特徴があり、web会議などに使えビジネス用としても人気です。有線タイプのゲーミング用モデルもあります。

ワイヤレスタイプのヘッドセットはコンパクトで使いやすいですが、音質によりこだわっているならばオーソドックスな有線タイプも検討してみましょう。線があると音ずれが少なく、ゲーミング用・動画視聴用にも最適です。

最新モデルの中にはケーブルに溝があるタイプもあり、線が絡みにくいなどより使いやすくなっています。有線タイプにはハンズフリー通話に対応しているものも。電源不要のため充電を気にせずにいつでも取り出して通話ができます。

運転中や通勤中など、どんなシュチュエーションでもイヤホンのコードが引っかかってイライラした経験は誰にでもあるはず。そんな煩わしさを解消してくれたのが、Bluetoothで接続できるヘッドセットです。あなたにぴったりあったヘッドセットを見つけて、ストレスフリーの生活をしましょう！