【2024】片耳ヘッドセットおすすめランキング19選｜有線タイプやWEB会議用も

ゲーム・web会議・オンライン英会話など現代に生きる人々のニーズによって使用される機会の増えたヘッドセット。音の聞き取りやすさや音の伝えやすさが大きなメリットですが、その反面周りの音が聞こえないデメリットがあります。

外部の音を遮断したくない人もいるかもしれません。そんなときは、片耳ヘッドセットがおすすめ。通話をしながら外部の音も聞けるので、コールセンターやテレワーク・リモート会議といった幅広いシーンで重宝します。

この記事では、片耳型のヘッドセットのメリットやおすすめな使用シチュエーションを解説し、片耳型のヘッドセットの選び方・具体的な商品も紹介。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

ここでは、周囲とのコミュニケーションの取りやすさや携帯性など、片耳ヘッドセットならではのメリットを紹介します。

片耳型ヘッドセットの一つ目のメリットは、外部の音をヘッドセットを付けていない方の耳で聞ける点です。コールセンターなどのビジネスシーンで、よく使用される片耳型ヘッドセットですが、社内での会話や動向を確認しつつ、先方の話を聞ける利点があります。

また室内で使用している時にも、警報や注意報などを含め周りの音をある程度聞いていた方が安全につながります。周りの音を把握しながらヘッドセットを使いたい方に片耳型がおすすめです。

片耳型ヘッドセットの2つ目のメリットは、コンパクトで持ち運びやすい点です。両耳型ヘッドセットに比べてサイズが小さいので、その分軽量さを期待できます。長時間の業務でヘッドセットを使用する方には軽いタイプの片耳型ヘッドセットがおすすめです。

また、最近はテレワークが多くなり、職場から自宅にヘッドセットを持ち帰ったり、外出先や自宅でweb会議に出席する機会が増えています。日常的に持ち運びをする方には、片耳型ヘッドセットがぴったりです。

片耳型ヘッドセットのデメリットは、モノラルタイプが多いところ。サウンドに立体感がないため、音楽鑑賞には向いていません。音楽用としても使用したい場合は、ステレオ対応モデルの選択が必要となります。

イヤホンにも小さなマイクが付いており通話可能な機種もありますが、イヤホンは音声を聞く用途に特化した機器といえます。それに対し、ヘッドセットは口元にマイクが付属されているのでより明瞭な声を相手に伝えられます。聞くだけでなく、自分の発言をしっかり相手に伝えたいならマイク付きイヤホンよりヘッドセットがおすすめです。

ご紹介したように、片耳ヘッドセットの大きな魅力は周囲の音を聞き取れる点です。一方、両耳ヘッドセットは遮蔽性が高く周囲の音が耳に入りにくい特徴があります。

そのため、周囲の音をできるだけカットして通話に集中したい方には両耳ヘッドセットがおすすめ。特にゲームプレイでは両耳ヘッドセットが基本となっています。

対面での英会話教室に通うより、子供に自宅でオンライン英会話を受講させる方が増えています。ヘッドセットは使わず、PC内蔵のマイクとスピーカーを使ってオンライン英会話を受講する方もいますが、効率的に英会話を習得したいならヘッドセットの利用がおすすめです。

講師の声をよく聞き取れる上、自分の声もマイクを通すとよりクリアに相手に伝わります。正確な発音を聞いて、自分の発音をクリアに聞いてもらうのが重要です。また、片耳であれば周囲の音も聞けるため安全でもあります。子供にオンライン英会話を受講させたい方は要チェックです。

テレワークに移行し、会議は対面ではなくweb会議になった会社が増えています。お子さんの様子を確認したり、周りの音を聞きながら使用したい場合でも片耳型ヘッドセットなら、周囲の音を確認できるので安心です。

また、会議が長時間になると、耳が痛くなったり疲れる場合もあります。片耳型ヘッドセットはマイクの向きを変更可能。右耳・左耳と交互に使用ができるので、片方の耳を休ませながら使用でき疲れを軽減できます。

多くのコールセンターでは以前より、片耳型ヘッドセットを採用しています。お客様と通話しながら、コンピュータの入力など作業しながら通話できるので便利です。また、上司に指示を求めながらお客様の対応をする場合、片耳型ヘッドセットなら社内とお客様の声を同時に確認できるので安心です。

コールセンターで快適に仕事をするため、自分に合った装着感のいいヘッドセットを選ぶのは大切です。痛くない片耳型ヘッドセットは、コールセンターで働く方にとって必須アイテムともいえます。

カナル型は、耳栓のようなイヤーピースを耳の中に入れるタイプです。高い密閉感で外れにくいところがメリット。デメリットは、長時間使用で耳が違和感を覚えたり、痛くなったりする場合もある点です。イヤーピースのサイズ・材質がバリエーション豊かな場合が多いので、自分に合ったものを選ぶのがポイントです。

イヤホンパーツを耳甲介という耳の入口に乗せるインナーイヤー型。軽く差し込むだけなので開放感に優れ、耳の奥が蒸れてかゆくなるケースが少なくなります。耳の穴に入れるタイプに比べ、やや外れやすい点がデメリット。音漏れが気になる場合もあるので、静かなオフィスのような場所での使用には不向きです。

クッション性のあるイヤーパッドが付いているオンイヤー型。一般的なヘッドホンの片耳バージョンで、コールセンターのオペレーターがよく使うタイプです。遮音性と密閉性を兼ね備えており、聞こえてくる音に集中したい場合にぴったりです。パットが耳を覆っているため、長時間の使用は違和感や痛みを感じる場合もあります。

鼓膜を伝って脳に届ける通常のヘッドホンとは異なり、頭蓋骨への振動を利用して直接的に音を届けます。こめかみ部分に装着するのが一般的で、オンイヤー型と同様の開放感がメリット。多少音漏れが気になる場合もあるため、静かなオフィスや電車・バスといった公共の場所で使用する場合は注意が必要です。

クリップのようなイヤホンパーツを耳の外側に引っ掛けて装着。穴に入れないので、耳の穴の大きさ関係なく使えます。自分に合うイヤーピースが見つからない人にもおすすめ。中にはイヤーチップを交換すると、カナル型に変わる2WAYタイプなどもあります。耳を掛けるフックの形状に装着感が左右されるケースが多い点がデメリットです。

ヘッドセットを選ぶ際には必ず、接続方法を確認しましょう。ヘッドセットと接続したい自分の端末が対応していない接続方法だった場合は使用できません。有線接続とワイヤレス接続、それぞれのメリットと特徴を解説します。

ヘッドセットの有線接続は基本的にUSB接続と、3.5mmステレオミニプラグの2種類があります。有線接続のメリットは、安定したクリアな音声を聞き、また届けられる点です。作業のしやすさなどではなく、音声を最優先に考える方には有線接続がぴったりです。

ヘッドセットを使用する端末がパソコンの場合、相性のいいUSB接続が特におすすめ。安定的な音声を期待できます。最近のノートPCは、これまで一般的だった「USB Type-A」ではなく「USB Type-C」端子を搭載しています。PCの端子を確認して対応しているヘッドセットを選びましょう。

端末がUSB非対応で、イヤホンジャック対応の場合は、3.5mmステレオミニプラグの4極を選べばマイクが使えます。

ヘッドセットのワイヤレス接続の多くがBluetooth。ちなみに、バージョンが新しいほど数字が大きくなります。バージョンアップによって通信速度や通信距離が向上しており、接続性能にも大きく影響。ワイヤレス接続を選ぶ場合は、使用端末がBluetooth対応かを確認しましょう。

ワイヤレス接続のメリットはコードレスなところ。コードを気にせず通話中に自由に動けます。一度接続しておけば、次回からの端末との接続が楽なのも魅力の一つです。また軽量・コンパクトなので持ち運びに適しています。

ただ、ワイヤレスは使用前に充電しておく必要があるので要注意です。加えて、有線と比べると音声が安定しない場合もあります。

搭載されていれば便利な機能を事前にチェックしておくのも、片耳ヘッドセットを選ぶ際のポイントです。使うシーンや目的に合わせ、自分にぴったりな機能が付いたモデルを選択しましょう。

片耳型ヘッドセット使用時の通話を快適にしてくれる機能が、ノイズキャンセリング機能。ノイズキャンセリング機能とは、周囲の雑音を軽減してクリアな音を楽しむ、もしくは届けられるようにする機能です。家族がいる自宅やカフェなどでWEB会議をする方に特におすすめします。

ノイズキャンセリング機能搭載マイクであれば、自分の周囲の騒音を低減し自分の声が相手によりクリアに伝わります。ヘッドホン部分にノイズキャンセリング機能が搭載されていれば、雑音を軽減した相手の音を聞けてスムーズな会話が可能になります。

会話相手の話し声を聞き取るだけでなく、音楽鑑賞にも使用したい場合はステレオ・HiFi対応の片耳ヘッドセットをチョイスしましょう。モノラルは音が平面的で、迫力や立体感の再現には欠けています。

HiFiとは「High Fidelity」の略語で、原音や原画に忠実な再現といった意味を持ちます。より本物に近いサウンドを楽しめます。

防水・防滴機能があれば水滴や水の侵入を防ぎ、片耳ヘッドセットを故障から守れます。どれぐらい水に強いかは、保護等級で把握が可能です。IPX0〜IPX8まで分けられており、「継続的に水没しても内部浸水しない。水中型」のIPX8が最高クラス。高い防水性能を搭載していれば、うっかり水をこぼしてしまっても安心です。

ワイヤレスタイプの片耳ヘッドセットを選ぶ場合、使用途中での充電切れがネックになる場合もあります。電波を受信するBluetoothタイプは、特に注意が必要です。長時間安定して使いたい場合は、大容量バッテリーを搭載したモデルを選びましょう。

短いものは数時間、長ければ30時間以上の連続使用が可能なモデルもあります。また、フル充電にどれぐらいの時間を要するかもチェックポイントです。用途に合わせて適切なバッテリー容量を選択するようにしてください。

音楽を聴いたり通話に使うなら、操作性も大切なポイントです。ボタンが押しやすい大きさや位置かどうかをチェックしておきましょう。よく使う機能の音量ボタンや応答ボタンは、簡単に扱えるものが便利です。また、ミュートボタンなどが備わっていると、急な応対をしなければならない場面でも活用できます。

これまで特定の業種の人が使うイメージだった片耳型ヘッドセット。テレワーク導入と共にその必要性が増しています。自分に合った片耳型ヘッドセットを選んで、外部の状況を把握しながら安心・安全にオンライン通話を楽しみましょう。