【2024最新】MHL変換アダプタのおすすめ10選｜Xperia対応や使い方も

「スマホの映像や写真をテレビに映したい！」「スマホ・タブレットでやっているゲームを大画面で楽しみたい！」そんなときに必要になってくるのが変換アダプタです。変換アダプタと言ってもスマホの機種によって、使用するものは異なってきます。

今回は、主にAndroid端末で使用されるMHL変換アダプタについて紹介していきます。MHL変換アダプタと言ってもその種類はさまざまで、何を基準に選んだらいいのかわからないですよね。それに、購入したところで使い方が分からなければ元も子もありません。

この記事では、そんなMHL変換アダプタの疑問に答えていきます。そもそもMHL変換アダプタとは何か、MHL変換アダプタの選び方から使い方、最後にはおすすめのMHL変換アダプタも紹介しています。ぜひ自分に適したMHL変換アダプタを購入してくださいね。

スマホの画面はテレビの大画面でも見れます。MHL変換アダプタ使うとスマホの小さな液晶で見ていた動画や画像を大画面で鑑賞できるようになります。

androidスマホをテレビにそのままつないでも映像や画像を大画面に出力はできません。しかし、MHL変換アダプタを中継させると、android端末の画像や写真動画をHDMIコネクタを備えたテレビやモニターに出力できるようになります。

もちろん、スマホで撮影した写真や映像も家族や友人と一緒に大きな画面で楽しめます。旅行や誕生日といったイベントの思い出を、ゆっくり楽しみながら振り返るのも可能です。また、好きなスマホゲームも迫力の大画面でプレイできるので、プレイする楽しみも増しますよ。

MHLとはアメリカのSilicon Image社が開発した、携帯機器用の高速映像転送インターフェイス規格です。MHL変換アダプタのMHLは、このインターフェイス規格の「Mobile High-definition Link」の頭文字をとって名付けられました。

2012年にはSilicon Image社にソニー・東芝・サムスン・ノキアが加わり、MHLコンソーシアムを設立し、MHL規格の普及を進めました。androidスマホはmicroUSB端子から充電やデータの転送をしていましたが、このmicroUSBを映像出力に用います。

MHLバージョン2.0では最大転送速度2.25Gbpsで映像情報や音声情報を転送し、画像は1080ｐ/60fpsまでに対応しています。最新規格のMHL3.0では2160p/30fpsの画像転送が可能です。現在主流のUSB TypeC端子のスマホでもMHLに対応している機種もあります。

MHL変換アダプタを購入するときは、スマホから画像を出力するテレビ・モニター・プロジェクターの接続ポートに合わせて製品を選びましょう。スマホとテレビを接続する場合は、最近のテレビにはHDMIコネクタが搭載されているので、HDMIタイプを選びましょう。

ただし、パソコンのモニターやプロジェクターと接続する場合は、古いモデルにはVGA端子映像出力端子しか搭載されていない場合もあるので事前に確認しましょう。

また、すでにHDMIコネクタをほかの電子機器で使用しており、コネクタが埋まっている場合もあります。そんな場合は、VGA端子を使って出力できるMHL変換アダプタをおすすめします。

テレビやモニターが高画質4k対応の製品なら、MHL3.0以上のMHL変換アダプタをおすすめします。MHL3.0の製品で接続すると、スマホで撮影した4k画質の写真や動画を大画面で鑑賞できます。

MHLには1.0・2.0・3.0の規格があり、数字が大きくなるほど規格が新しく高性能です。最新のMHL3.0は高画質のフレームレートで映像を出力でき、より滑らかで鮮やかな画像を楽しめます。

ただし、スマホがMHL3.0に対応していないと使えないので、事前に確認してから購入しましょう。

ブラビアリンク・レグザリンク・ビエラリンク・ファミリンク・リアリンクといった、リンク機能がついているテレビをお使いの方も多いです。そんなリンク機能付きテレビを所有している方には、リモコン操作に対抗しているMHL変換アダプタがおすすめです。

リモコン操作に対抗している製品なら、スマホとMHL変換アダプタを接続して設定をすると、テレビのリモコンでスマホを操作できるようになります。

リモコン操作に対応しているMHL変換アダプタなら、ソファに座って寝転がりながらなど、テレビから離れた場所からでもスマホを操作できるのでおすすめです。

MHL変換アダプタは使用しながら充電できて便利です。しかし、充電効率も考慮して製品を選びましょう。MHL変換アダプタには急速充電できるものと、通常充電スピードのものがあります。

MHL変換コネクタを使ってスマホをテレビに接続したいけれど、短時間の利用にとどまるだろう、といった方は急速充電タイプがおすすめです。こちらのタイプなら、短い時間でもしっかりと充電します。

短時間でも接続している間にバッテリーが満タンになってほしい方にも、急速充電タイプのMHL変換アダプタがおすすめです。急速充電タイプなら、 充電時間が短くなります。　　

「長時間接続してMHL変換アダプタを利用しようかな」と考えている方には通常充電タイプがおすすめです。通常充電タイプは充電速度は速くありませんが、その分スマホのバッテリーには優しいです。長時間接続しているため速度が遅くてもしっかり充電できます。

MHL変換アダプタにはType-C端子でも使える製品もありますが、使用しているスマホがType-C端子の場合は、スマホがMHLに対応しているか購入前に確認する必要があります。

2016年以降日本のメーカーが製造しているスマホはMHLには対応していません。XperiaはXシリーズ以降のモデルからMHL非対応になっています。

Apple製品をお使いなら、接続が簡単で安定した画像を出力できる純正商品がおすすめです。純正品は、製品との互換性が保証されているため、安心して使用できるのが最大のメリットです。

非純正品でも問題なく使える場合もありますが、純正品なら映るはずの映像が映らなかったり、iOSアップデートで使えなくなったりする場合もあります。長く安定して使えるものを求めるなら、多少価格が高くてもApple純正品をおすすめします。

また、下のリンクからiPhone用のHDMIケーブルについて詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

androidスマホには充電用にmicroUSB端子やType-C端子がついています。MHLは、これらの端子とテレビのHDMI端子をMHL変換アダプタを通して接続して使います。使い方はいたって簡単です。

使用するときは、microUSB端子の場合ならテレビやモニターからのHDMIケーブルをMHL変換アダプタのHDMIコネクタ部分に、スマホのmicroUSBケーブルもUSBポート部分に装着します。そして、MHL変換アダプタに付いているmicroUSB端子から給電して準備は完了です。

そうすると、接続先の画面にスマホの画面を映し出せます。ただし、MHL変換アダプタを使うためには、スマホがMHL規格に対応していなければいけません。購入を考えている方は、事前にご自分のスマホがMHLに対応しているか確認するようにしてください。

スマホを大画面で使えるようになるMHL変換アダプタは便利です。さまざまな製品がありますが、テレビ・モニター・プロジェクターなど、接続する機器に最適なMHL変換アダプタを選んでください。MHL変換アダプタを使うと、スマホの新しい楽しみ方が発見できるかもしれません。