安いプリメインアンプおすすめ人気ランキング9選｜小型・コスパ最強商品も

オーディオ製品の音質を手軽に向上できるプリメインアンプは、初心者でも扱いやすく、購入する方が多い商品です。1台でボリューム・音質・入力切り替えが可能なので、設置場所がコンパクトに収まるのも魅力のひとつです。

しかし、プリメインアンプは種類が多いです。価格も1万円以下のものから名機と呼ばれる100万円以上の高級なモデルまで販売されています。初めてのプリメインアンプであれば、コスパで選んで費用は抑えたいところですよね。

今回は、5万円以下の安いプリメインアンプの選び方とおすすめ商品ランキングを紹介します。小型のプリメインアンプやBluetooth対応のモデルも紹介しているので、参考にしてください。高いアンプを中古で安く買うときの注意点もお教えします。

プリメインアンプとは、再生機器の入力切り替えや音量調節の役割を持つ「プリアンプ」と、スピーカー用に音を増幅する役割を持つ「パワーアンプ」が一体化したアンプを指します。つまり、音質の変更からスピーカーで音を出力するところまで、プリメインアンプ1台あればまとめて可能になります。

また、プリアンプとパワーアンプがセパレートになった機種も販売されています。このような機種を選ぶと、のちのちオーディオ製品を増やす際に自分好みにカスタマイズができるのでおすすめです。

プリメインアンプは数万円で購入できる安い製品から、100万円を超えるような高級モデルまで幅広く販売されています。価格によるプリメインアンプの違いは使用者の感じ方によって異なるため、一概に高級なものがいいとは言い切れません。

安い機種と高級機のスペックには大きな違いはなく、ハイレゾ対応やBluetooth機能は安い機種でも搭載されていることがほとんどです。しかし、消費電力や入力端子の数は高級機の方が多い傾向にあります。無理のない予算内で、好みの機能を搭載している機種を選んでください。

オーディオ機器を選ぶうえで「周波数帯域」は重要なポイントになります。周波数帯域とは低音と高音の出力範囲で、Hz〜kHzと表示され、数値の幅が大きいほど音の範囲が広くなり細かく再現されたサウンドを楽しめます。

ハイレゾ対応の音源を再生する場合は、高音が40kHz以上の機種を選んでください。低音がずっしりと響くサウンドや高音が通るクリアなサウンドなど、好みに合わせて周波数帯域を選ぶと音質で失敗するのを防げます。

プリメインアンプを購入する際には、入出力端子も確認してください。入力端子はどのような再生機器を接続するかによって接続方法が変わるので、注意が必要です。パソコンやテレビにも接続できるので、ぜひ参考にしてください。

プリメインアンプを選ぶ際に、入力端子の種類の確認をしてください。プリメインアンプは、CDプレイヤーやカセットデッキに接続する場合、アナログ端子が必要です。また、レコードプレイヤーを接続する場合は、フォノ入力が搭載されている機種を選ぶ必要があります。

最近では、BluetoothやUSBに対応した機種も販売されています。パソコンやBlu-rayレコーダーのようなデジタル音声機器を接続したい方は、USBに対応した機種を選んでください。スマホに接続するなら、Bluetooth対応の機種がおすすめです。

プリメインアンプにどんな出力機器を繋ぐか、あらかじめ確認をして出力端子の種類をチェックしてください。プリメインアンプは出力端子が少なく、ライン出力・ヘッドフォン出力・スピーカー出力が主流です。

中でもライン出力端子の数はモデルによって大きく異なります。購入の前に、接続する機器の数を確認してください。テレビやモニターに接続する場合は、HDMIに対応した機種を選べばAVアンプのように使用できます。

設置する場所に合わせて、プリメインアンプの大きさを考えてください。プリメインアンプは、大型で重量も10kg以上の機種が多いです。設置スペースを確保できない場合は、できるだけコンパクトサイズのプリメインアンプを選びましょう。

また、デスクトップに置けるような小型のプリメインアンプも販売されていて、重量も2〜3kg程度と軽量です。プリメインアンプを購入する前にサイズと重量をチェックすると、設置ができないトラブルを回避できます。

最近では、Bluetooth機能やネットワーク機能を搭載した機種が流行っています。パソコンをUSBの入力端子で接続して音楽を聴く方法と違い、ワイヤレス対応のプリメインアンプならケーブルが必要ないので、省スペースで設置ができるのも魅力のひとつです。

コードが増えやすく狭くなりがちなパソコン周りの設置におすすめなだけではなく、スマホに入れた音楽を聴けるので、手軽さを求める方にもワイヤレス対応の機種はおすすめです。

DAC（デジタルアナログコンバーター）とは、デジタル信号をアナログ信号に変換する回路です。DAC搭載であれば、スマホ・パソコン・ゲーム機などのデジタル音源をより高音質で楽しめます。

USB接続に対応しているものなら、さまざまな機器との接続が簡単です。製品によってDACの音質レベルは異なるので、特にハイレゾ形式で音楽を楽しみたい場合は、性能の高いものを選びましょう。

バイワイヤリングとは、低音域と高音域で端子を独立させた状態で接続する方法です。1つの端子で接続するシングルワイヤ接続よりも音の混濁感が減り、再現の幅が広がります。

ただし価格が高くなりやすく、スピーカーケーブルも2倍必要になるためコストがかかるのはデメリットです。バイワイヤリング用のスピーカーを持っている場合は検討してみてください。

イコライザ（EQ）とは特定の高さの音の大きさを調整できる機能です。高音が好き・低音を響かせたいなど、自分の好みや音源に合わせてサウンドを変えられます。こだわりが強く、音楽を細かく調整したい方におすすめです。

トーンコントロールはシンプルに高音（トレブル）・低音（バス）の2種類を調整できる機能です。製品によっては間のハイ・ミドルを加えた4種類の音量を変えられるものもあります。

日本の楽器や音響機器の販売で人気を誇る「ヤマハ（YAMAHA）」は、初心者向けから上級者向けのプリメインアンプまで、幅広いラインナップが揃っています。価格も数万円から購入できるので、入門機用に購入するのにおすすめのメーカーです。

デジタル入力ができるのも魅力のひとつで、光/同軸デジタル音声入力を使用して、ゲームやパソコンなども接続できます。ワイヤレス対応をしている機種がほとんどなので、プリメインアンプに手軽さを求める方にぴったりのメーカーです。

日本の音響機器ブランドの「デノン（DENON）」は、小型でデスクトップにも設置しやすい機種が人気を集めています。中には3kgを切る重量の機種も販売されています。設置スペースが狭い方・パソコン用にプリメインアンプの購入を検討している方におすすめです。

また、ハイレゾ対応のモデルもあるので、音質にこだわる方にもぴったりのブランドです。価格も数万円〜50万円以上の機種まで幅広く販売されているので、こだわりを持って選べます。

音楽や家庭用ゲーム機器で人気の「ソニー（SONY）」は、名機と言われるプリメインアンプをいくつも製造をしています。オーディオメーカーではないソニーならではの音質のため、深みのある低音と伸びる中音域が特徴です。

しかし、大きめサイズで重量も重めな点もソニーのプリメインアンプの特徴です。ずっしりとしたプリメインアンプを求める方におすすめのメーカーですが、想像以上に大きく置き場所がないという失敗に繋がらないように、あらかじめ設置場所をチェックしてください。

インターネット販売を中心におこなう株式会社ノースフラットジャパンの、オーディオブランド「エフエックスオーディオ（FX-AUDIO）」は、価格の低さが魅力です。1万円以下で購入ができるプリメインアンプを、数多く販売しています。

とにかく予算を抑えてプリメインアンプを購入したい方に、おすすめのブランドです。価格の低さだけでなく、機能面でも優れた機種が多いので、コストパフォーマンスに優れたプリメインアンプを求める方はぜひチェックしてください。

「アキュフェーズ（Accuphase）」は横浜にある音響機器メーカーです。創業時から流行にとらわれず正確で質の高いオーディオを追求しているメーカーで、名機と呼ばれるマニア好みの製品を多く出しています。

プリメインアンプはE-800・E-650などのEシリーズが出ています。ノイズの影響を抑えるBalanced AAVA方式ボリューム・コントロールを搭載しているのが特徴的です。ゴールドの見た目には高級感もあります。

「マランツ（Marantz）」はアメリカ生まれの音響機器ブランドです。創設は1953年で、真空管全盛の時代から多機能で評判の高い製品を出しており、現在でも世界中に多くのファンがいます。

プリメインアンプはノイズを最小限に抑えた、ピュアで上質なサウンドが特徴的です。HDMI入力対応で多機能な製品もあり、テレビなど家中のあらゆる機器の音を高音質で楽しめます。

5万円以下の安いプリメインアンプを紹介しましたが、中古であればより安価で性能のいいアンプが購入できることもあります。ただし、中古での購入では以下のような注意点があります。購入する際は後悔のないよう、よく確認して選びましょう。

• 状態（壊れていないか）をしっかりと確認する
• 保証の有無や期間・その内容を確認する
• リサイクルショップであれば、オーディオ専門のお店がおすすめ
• 個人取引は慣れていない人は避けた方が無難

音質にこだわるなら、ギターアンプもおすすめです。楽器専用アンプは、音量の調整のためだけでなく、演奏楽器の1つです。そのため、アンプは楽器との相性を考慮して選びましょう。さまざまなメーカーから販売されていますので、きっと自分の楽器に合ったものが見つかります。

下記記事では、おすすめのギターアンプを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

今回は、安いプリメインアンプの選び方のコツやおすすめ商品を紹介しました。プリメインアンプといっても、価格も搭載している機能も幅広く選ぶのが難しい商品です。本記事を参考にプリメインアンプを購入して、質のいいサウンドを楽しんでください。