【最新】HDMIケーブルおすすめ10選｜おすすめメーカーも紹介！

テレビやパソコンの映像出力をするのに必要なHDMIケーブルはどれも同じと思ってはいませんか。実はHDMIケーブルには規格や通信速度の違いがあるため、選ぶときはきちんとポイントを押さえる必要があります。そのため、使用用途に合わせて選ぶのがベストです。

今回はおすすめのHDMIケーブル10選を端子別に紹介します。HDMIケーブルを選ぶときに気を付けるポイントやおすすめのメーカーをまとめているので、参考にしながら目的に最適なHDMIケーブルを購入してください。

また、記事後半にiPhoneでHDMIケーブルを使用する方法や、複数のデバイスに使うときに役立つアイテムを紹介します。便利な使い方ができるようになるため、モニターが複数台ある人は必見です。

HDMIケーブルとはデバイスとモニターを繋ぐことで映像や音声を入力・出力できるケーブルのことを指します。基本的にHDMI規格に対応した機器同士を繋ぐため、HDMI規格に対応していない場合は変換アダプタ(変換器)を使う必要があるので気を付けてください。

また、HDMIケーブルはデスクトップパソコンを使う際にも必須です。さらに、テレビやゲーム機、車とスマホを繋いで映像・音声を出力するときにも活躍します。

ここでは、失敗しないHDMIケーブルの選び方を紹介します。HDMIケーブルは故障しなければ数年以上使い続けられる耐久性があるため、購入する際はこだわって選ぶのがおすすめです。HDMIケーブルを選ぶときに重要なポイントや注意点もまとめているので参考にしてください。

HDMIケーブルはコネクタの形状が異なる3種類が存在します。

1. HDMI
2. HDMI mini
3. HDMI Micro

コネクタ種類によって使用用途に違いがあるので、選ぶときは使用目的に合うHDMIケーブルを選んでください。

HDMIは別名タイプAと呼ばれるコネクタで、数あるHDMIケーブルの中でもっとも一般的なケーブルです。ただHDMIケーブルとだけ記載されているときは、タイプAのことを指しています。

HDMI(タイプA)は横に長くコネクタが大きい特徴があり、主にゲーム機・パソコン・テレビ・液晶モニターなどに使用されます。

HDMI miniは別名タイプCと呼ばれるコネクタを指し、タイプAと比べて小ぶりな形状をしています。主にデジタルビデオカメラや一眼レフカメラなどで使われるため、カメラを趣味にしている人はHDMI miniを選んでください。

HDMI(タイプA)とHDMI mini(タイプC)が片方についているコネクタが主流のため、カメラに保存してある写真・動画をパソコンにバックアップするときに活躍します。

HDMI Microは別名タイプDと呼ばれるコネクタです。タイプCより小さいため、小型のデジタルカメラやスマートフォンと繋ぐときに使用されます。車でスマートフォンと繋いで映像・音声を楽しみたい人は、HDMI Micro(タイプD)を選んでおくと失敗せずに済みます。

ただし、すべてのスマートフォンで使用できるわけではないため、購入するときは自身のスマートフォンが対応しているか確認を行ってください。

HDMIケーブルは通信速度の違いがあるため、ラグなしで映像・音声を入出力したい人は選ぶときに通信速度に着目してください。通信速度による種類を分けると次の3つが挙げられます。

1. スタンダード
2. ハイスピード
3. プレミアム

それぞれの通信速度について解説します。

スタンダードは通信速度が4.95Gbpsに対応しているHDMIケーブルのことです。特にこだわりがなければスタンダードでも十分に映像・音声の入出力が可能ですが、高解像度のクオリティが高い映像を楽しむにはあまり適していないので要注意です。

ハイスピードは通信速度が10.2Gbps以上あるHDMIケーブルのことを指します。スタンダードと比較して2倍以上の高速通信が可能で、4Kや3D映像に対応しています。高解像度の映像を楽しみたい人はハイスピードのHDMIケーブルを選んでください。

プレミアムは通信速度が18Gbpsに対応しているHDMIケーブルで、ハイスピードよりも高画質・高音質で入出力できる点が特徴です。4KやフルHDに対応しているので最高の映像が楽しめます。通信速度が速ければデータ量が多い映像も安定したデータ伝送ができるため、高解像度の映像を最高のパフォーマンスで楽しみたい人はプレミアムがおすすめです。

HDMIケーブルは規格・バージョンによって解像度・フレームレート・機能面に違いがあります。規格・バージョンごとの違いについては以下の表を確認ください。

4K対応の映像を楽しみたい人は、Ver1.4以上のHDMIケーブルを選ぶのがおすすめです。

HDMIケーブルは長さが豊富にあるため、利用シーンにあわせて選ぶのがおすすめです。一般家庭で利用するなら1.5m、オフィスなら5～10m、テレワークや外出先に持ち運びすることが多いなら巻き取り式のHDMIケーブルが役立ちます。

ただし、HDMIケーブルは長いほど伝送データが劣化しやすくなるため注意が必要です。長いHDMIケーブルを利用する際は、光ケーブルやノイズの干渉を防ぐものを選んでください。

HDMIケーブルをネット通販で購入する場合、評判のいいメーカーの中から選ぶことをおすすめします。メーカーが不明なHDMIケーブルは動作保証がされていない可能性があるためです。きちんとしたメーカーなら通信速度や対応解像度も明記されており、安心して使えます。ここでは、おすすめのメーカーを3社紹介します。

ELECOMは日本メーカーの1つで、ネットワーク機器や映像・音響機器などを取り扱っている会社です。スリムで取り回ししやすいHDMIケーブルや柔らか素材を採用したHDMIケーブルもあるため、狭い場所でも使いやすいケーブルが見つかります。

ノイズ防止に効果のある三重シールド設計のHDMIケーブルもあるため、個人用から法人用まで幅広い利用シーンで使えるHDMIケーブルが手に入りやすいメーカーです。

Panasonicは家電やAV機器・カメラ、パソコン周辺機器を取り扱う大手日本メーカーです。映像と音声に力を入れた製品が多いため、クオリティの高い映像を楽しみたい人はPanasonic製で統一するのも選択肢の1つ。基本的にHDMI(タイプA)のケーブルを取り扱っています。

HORICはOA・AV周辺機器を専門に取り扱う日本メーカーです。HDMI・HDMI mini・HDMI Microを取り揃えており、変換アダプタも販売しているのでHDMI規格に対応していないデバイスに使いたい人はHORICで揃えるのもおすすめ。ケーブル素材やカラーも豊富で低価格・高品質のHDMIケーブルが多いため、コスパ重視の人に向いています。

HDMIケーブルはAmazonや楽天などネット通販で購入も可能ですが、身近な店舗でいえばコンビニや100均でも取り扱っています。コンビニではローソンやファミリーマートで購入が可能です。

100均はセリアやダイソーでHDMIケーブルを取り揃えているため、自宅近隣に家電量販店がなくてすぐにHDMIケーブルが必要という人は100均で購入する方法も選べます。ただし、コンビニや100均で購入する際は、対応デバイスや通信速度に注意して選んでください。

映像出力をするためにiPhoneとHDMIケーブルを繋ぐ際は、HDMI変換器を使う必要があります。たとえば、iPhoneで再生している動画・映画をテレビの大画面で流したいとき、HDMI変換器を使えばiPhoneとテレビモニターの接続が可能です。HDMI変換器はノジマやヤマダ電機などの家電量販店や、100均のダイソーで購入できます。

複数のデバイスでHDMIケーブルを使って映像・音声を入出力するなら、分配器・セレクターが活躍します。分配器・セレクターを使えば、出力先を都度切り替えられるため、わざわざHDMIケーブルを抜き差しする必要はありません。

ただし、セレクターはボタン操作での切り替えとなるので注意してください。分配器・セレクターについては以下の記事を参考にしてください。

iPhoneやAndroidで気になる動画があった際、テレビモニターを使って家族と共有したいならHDMIケーブルとHDMI変換器を使うとみんなで映像を楽しめます。HDMIケーブルは規格・バージョン・通信速度がさまざまなので、使用目的にあわせてHDMIケーブルを選んでください。