プロが使うコンデジ・高級デジカメ人気おすすめランキング｜一眼レフ並みの高性能カメラも！

高級コンデジとは、コンパクトデジタルカメラの最上位の機種のことを指し、

• スマホや普通のデジカメよりも格段に高画質
• 一眼レフのようなボケ感を楽しめる
• 超高倍率ズームに対応しているモデルがある
• 4K動画の撮影ができるモデルがある

といった特徴があります。

一眼レフやミラーレス一眼のような性能を持っているのに、コンデジ(デジカメ)ならではの小型ボディが魅力。高級コンデジの売れ筋商品の価格相場は10万円と一眼カメラと同程度でその名の通り価格は高めですが、プロにも愛用者が多いコンパクトな高性能カメラです。

結論

• より携帯性を重視する人は高級コンデジ
• レンズを交換したい人はミラーレス

高級コンデジとミラーレス一眼の違いは、レンズ交換の有無です。
高級コンデジはレンズ交換できませんが、その分小型で200~300gとかなり軽量なものが主流です。ミラーレス一眼も携帯性は高いものの、本体重量300~400g程度＋レンズの重量となるためポケットサイズとは言えません。

ミラーレスを選ぶメリットは、撮影シーンに応じてレンズの使い分けができること。単焦点レンズ・望遠レンズなど、被写体ごとの写りをさらにこだわりたい人はミラーレスもチェックしてみてください！

プロが使う高性能なコンデジが欲しい！

一眼レフ並みの高級コンデジはどれがおすすめ？

この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？

高級コンデジ選びで最も重要なのがイメージセンサーの種類。イメージセンサーは画質・カメラの価格を最も大きく左右する要素です。

高級コンデジのイメージセンサーのサイズは1型が基準。
ミラーレスや一眼と同等のAPS-Cやフルサイズ搭載のモデルもありますが、価格もその分高くなります。1型なら10万円前後でコスパのいいモデルが豊富なため、最もおすすめです。

高画質でコンパクトな高級コンデジはYouTube・VLOG撮影などにもおすすめです。特に4K動画対応の高級コンデジなら、手軽に高画質な動画が撮影できます。

自撮りする機会が多いならモニターを手前に回転できるチルト機能付きモデルがおすすめです。
スマホの外カメラよりも高画質な動画を、写りも確認しながら撮影できます。

ただし、ビデオカメラのように長時間の連続撮影はできないため、あくまで短めの動画・VLOGを撮影したい人向けです。

高級コンデジをポケットや小さいバッグにポンと入れて持ち歩きたい人は、重量300g以下を目安に小型・軽量なコンデジを選びましょう。

コンデジはそもそも「コンパクトデジタルカメラ」なので、ミラーレスや一眼レフよりも小さく軽いカメラです。しかし、性能が高いものや「ネオ一眼」はサイズも大きめだったり1kg近い重さがあったりします。

思ったより持ち歩くのに邪魔だな……と後悔しないために、使いやすいサイズ感もチェックしておきましょう。

ここまでのおさらいをしましょう。高級コンデジ選びで失敗しないためのポイントは、

①イメージセンサーが「1型」のモデルを選ぶ

たったこれだけでした。

【結論】

• 高級コンデジの価格相場は10万円
  →この価格帯ならデジタル一眼カメラとほとんど同じ性能
• イメージセンサーは「1型」がおすすめ
  →安い高級コンデジなら7万円台から◎
• 動画も撮りたいなら4K動画対応の高級コンデジ
  →ボディが小さいので自撮りやVLOG・YouTubeの撮影におすすめ

これが失敗しない高級コンデジ選びの最初のステップです。

繰り返しになりますが、あまりこだわりがない方はここまで読んだらあとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

さらにこだわって選びたい！という方は以下のボタンをタップして詳細な解説をご覧ください。

富士フイルムのデジカメは、代表的なシリーズに「Xシリーズ」があります。ミラーレス一眼が有名ですが、Xシリーズの中にはコンデジモデルもあります。逃したくない瞬間を撮影するための携帯性・画質を兼ね備えたモデルです。

富士フイルムは目で見たままの色を再現する技術に長けています。そのため富士フイルムのコンデジは、鮮やかな写真を撮りたい方や見たままを残したいと考えている方におすすめです。

「SONY（ソニー）といえばCyber-shot」と言ってもいいほどに、Cyber-shotシリーズは有名で人気があります。Cyber-shotだけでもいくつかのシリーズを展開しており、すべてに1.0型大型センサーを搭載しているのもポイントです。

また、SONYはオートフォーカスの速度の速さでも知られています。高画質な写真を撮りたい方やオートフォーカスの速度にこだわる方にはSONYがおすすめです。

CANONはPowerShotシリーズを展開しています。高級コンデジでは、コンデジながら一眼レフクオリティのイメージセンサーを搭載しているので、高画質にこだわりたい方におすすめです。また、高性能イメージセンサーは、暗所での撮影にも対応できます。

予算が許すのであれば、4K動画撮影が可能なハイエンドモデルもおすすめです。BluetoothやWi-Fi対応モデルは、スマホと連携させてより便利に使いたい方に向いています。

PanasonicのLUMIXは、光学30倍ズームライカレンズを搭載した「高倍率ズーム」、光学15倍ライカDCレンズと1.0型センサー搭載の「プレミアム」、光学16倍ズームレンズと大型1.0型センサー搭載の「フィールドズーム」の3種類を展開しています。

3種類から自分に合ったモデルを選べるのがポイントです。Panasonicのコンデジは映像の美しさに定評があるので、写真だけでなく動画撮影に使いたい方にもおすすめです。

RICOHは、プロにも愛用者が多いことで知られています。中でもGRシリーズは、新モデルが登場するたびに話題になるほど人気です。コンパクトながらそのクオリティは一眼レフにも劣りません。

焦点距離は調節できないものの、スナップ写真をメインにするのであればRICOHのコンデジがおすすめです。サイズも手頃で携帯性にも優れています。

Leicaはドイツの老舗メーカーとして、今までに数々の名作を世に送り出してきたメーカーです。シンプルで無駄のないデザインは、持つ人を選ばずどんなシーンでも活躍します。持っているだけで絵になるようなコンデジを求める方におすすめです。

ただし、独自設計モデルはQシリーズのみであり、ほとんどは他社メーカーのデザインをリファインしたモデルになります。価格はやや高めですが、おしゃれなコンデジを選びたい方であれば高い満足度を得られます。

コンデジで最も主流なのは1/2.3サイズですが、高級コンデジで画質にこだわるなら1型以上がおすすめです。より高画質を求める方には、ミラーレスや一眼同等の画質の写真が撮れるAPS-Cやフルサイズ搭載のモデルもあります。

F値は

• 写真の明るさ
• 背景のボケ方
• シャッタースピード

に影響します。

一般的なデジカメ・コンデジのF値はF2.8~F6.4が主流です。F2.8~F6.4と表記されていた場合、その範囲で調整が可能となります。

遠くの景色を撮影するなど、ピントを広い範囲に合わせて背景もくっきり写したい場合はF値の最大値が大きいものを選びましょう。

近くの人物やものにピントを合わせて背景をぼかしたり、夜間・暗い場所での撮影が多いならF値は小さいものがおすすめです。光をより多く取り込めることから、F値の小さいレンズ=明るいレンズとも呼ばれています。

焦点距離は画角に収まる風景の範囲に影響し、
焦点距離の数値が小さければ広い範囲(広角)を、大きいほど狭い範囲(望遠)を切り取れます。

製品の仕様では「24～360mm」のように記載されていて、この場合24mmから360mmまでの範囲で焦点距離を調整できます。

選ぶ際は、撮影したい風景の範囲で選びましょう。

たとえば、

• 運動会で遠くにいる子どもの姿をピンポイントで撮りたい
  →焦点距離の最大値が大きい望遠レンズが撮影しやすい
• 大きな風景を写真いっぱいに収めたい
  →焦点距離の最小値が小さい広角レンズが撮影しやすい

などです。

遠くにある被写体を撮影するには光学ズーム倍率が重要です。

運動会やスポーツ観戦などで使う場合、20倍以上が目安です。さらに、100倍を超える超高倍率なズーム機能があれば、月や野鳥といった距離もあって小さい被写体も撮影できます。

実は、光学ズーム倍率は焦点距離がわかっていれば簡単に割り出せます。

光学ズーム倍率=焦点距離の最小値(広角端)÷最大値(望遠端)です。

24～360mmのデジカメなら、360÷24=15倍となります。

光学ズーム○倍と記載がないときは焦点距離の範囲から計算しましょう。

シャッタースピードはシャッターが降り切るまでの速度を表しています。

シャッターが降り切るまでに2秒かかったら2秒、0.5秒かかったら1/2秒です。1秒以下は1/○秒と表記されるので、分母が大きいほどスピードが速いということになります。

シャッタースピードの速さは被写体の動くスピードや撮影したい写真の取り方によって変わります。

基本的に、素早く動くものほどシャッタースピードが必要です。反対に、光が少ない場所や特殊な撮影をする際にはシャッタースピードを遅くすると流れや光を美しく表現できます。

手ブレ補正機能はどのモデルを選んでも搭載されていることがほとんどのため、選ぶ際にはそれほど注視してチェックする必要はありません。

手ブレ補正機能があると、

• 運動会や学校行事でズーム機能を使って撮影する
• 乗り物など動いている被写体を撮影する

といった撮影シーンでも被写体の動きをしっかり捉えて撮影できます。

手ブレ補正機能は光学式・電子式がありますが、全体の9割ほどを占めていて、画質にも影響が少ない光学式を選びましょう。
2つの違いは、以下のとおりです。

現在販売されているコンデジはほとんどが動画撮影に対応しています。

選ぶ際のポイントは、4Kに対応しているかどうか。
4Kなら家族・友人との思い出もVLOGも高画質で撮影できます。

自撮りする機会が多いならモニターを手前に回転できるモデルがおすすめです。
スマホの外カメラよりも高画質な動画を、写りも確認しながら撮影できます。

コンデジをポケットや小さいバッグにポンと入れて持ち歩きたい人は、重量300g以下を目安に小型・軽量なコンデジを選びましょう。

コンデジはそもそも「コンパクトデジタルカメラ」なので、ミラーレスや一眼レフよりも小さく軽いのが特徴です。しかし、性能が高いものや「ネオ一眼」はサイズも大きく、1kg近い重さになる場合もあります。

「思ったよりも持ち歩くのに邪魔だな…」と後悔しないために、使いやすいサイズ感もチェックしておきましょう。

コンデジは周辺機器を合わせて使用するとより撮影がしやすくなります。
購入時に合わせてチェックしたい周辺機器は以下のようなものがあります。

• SDカード
  →写真データを保存するための必須アイテム！
• ネックストラップ
  →登山や旅先などアウトドアで使うことが多い人に◎
• 三脚
  →手ブレしやすい夜景撮影や人物の撮影に◎
• ジンバル
  →自撮りやVLOGの撮影に◎

手軽に写真撮影できるスマホですが、カメラとしての性能はスマホが追い付いてきています。カメラの性能はイメージセンサーというパーツの性能で決まり、

デジカメのメリットは

• 手ブレ補正機能がある
• ズームしても画質が荒くなりにくい
• 夜景や暗い場所でも綺麗に撮影できる

スマホのメリットは

• カメラを持ち歩かずに済む
• 写真加工や共有、SNS投稿が楽
• 自撮りが簡単

などです。

画質や写真のクオリティ、被写体に合った性能を求めるならデジカメを探した方が満足度は高くなります。

• 気軽さ・手軽さを重視するなら「コンデジ」
• 持ち歩きやすさも重視しつつ
  本格的な写真撮影をするなら「ミラーレス一眼」
• さらに多機能を求めたり
  プロクオリティの撮影をしたいなら「一眼レフ」

特に、ミラーレス・一眼レフはレンズとの組み合わせで多彩な写真撮影ができます。
ミラーレス・一眼レフカメラでの本格的な写真撮影も気になる方は以下の記事も参考にしてみてください！

性能のいいデジカメをできるだけ安く購入するには、2通りの方法があります。

1. 型落ちのカメラを買う
2. 中古のカメラを買う

おすすめは①型落ちカメラを買う方法です。

新しいモデルが出ると、それまで最新だったモデルは少し値下げされる傾向があります。1世代前のモデルであれば十分高性能な場合も多いため、選択肢としてはおすすめできます。

ただし、5年以上などかなり前のモデルは性能差が大きくなるため、型落ち品は2~3年程度前のものを選びましょう。

中古のカメラも新品より安く購入できる場合が多いですが、中には見た目よりダメージがあるものもあるため、良いものを選ぶにはある程度知識が必要です。

撮影した写真や動画を記録するためにSDカードは必須です。
SDカードには大きく分けて3種類あります。

種類はSDカードの容量の大きさによって分けられており、

• 64GB以上→SDXC
• 4~32GB→SDHC
• 2GB以下→SD

と呼ばれます。

目安としては、32GBの場合2000万画素の写真を約3276枚ほど保存できます。
4K動画を撮影するなら64GB以上あれば3時間分以上保存できて安心です。 

SDカードの選び方は以下の記事でも紹介しています。
デジカメ選びとあわせてチェックしてみてください！

今回はおすすめの高級コンデジを一挙紹介しましたが、気になる高級コンデジを見つけることはできましたか？

スマホ時代で写真にスポットが当たる中、他の写真とは一味違う写真を撮りたい方に高級コンデジはおすすめできます。ぜひご自身にぴったりの高級コンデジを見つけて、今まで以上に写真撮影を楽しみましょう！